《魔の魅惑/Aluren》

2003年9月24日
●23日の○○○○祭り話(エクステンデッド篇)

 続いての4〜6回戦はエクステンデッド。
 因みに今回のエクステンデッドは10月1日時点での禁止カードリストを採用。
 つまりは《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》、《納墓/Entomb》、《大あわての捜索/Frantic Search》は使えないということ。 
 開催側の意図としては世界選手権での上位デッキをそのまんま持ち込まれるつまらない結果になるのを避けるためじゃあないかと。

 そんなこんなでちょっと前に組んでいたアルーレンを微調整して持ち込んでみました(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/03_09_23/02_e.html)。
 幾つか話をデッチ上げるなら、県内では事前調査の結果、アルーレンを使用、または仮想敵に挙げている人が全然いなかったこと。
 廻したりしたことも無いって人が結構いそうでした。
 これは意外にこのデッキの急所やマッチアップ時のプレイングを間違ってもらえるかも?なんて思っていたのが主な選択理由です。 

○4回戦:フジタトシタケさんのカウンタースリヴァー(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/03_09_23/10_e.html

 スタンダードは3勝のフジタさん。お仕事の都合で暫くの間県内におられるそうで。
 スリヴァーを持ってくるとの噂があったので対戦前に「本当ですか?」と聞くと「勿論ですよ。」と即答される。
 カウンターの枚数によるけど辛そうなマッチアップです。

 1本目、先攻の相手が《渦巻く知識/Brainstorm》+フェッチコンボを連打しつつ、《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver》、《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver》と連打。
 《花の壁/Wall of Blossoms》でダメージを軽減しつつ、淡々と土地を置く。
 ナチュラルなドローでコンボパーツは揃っていくのだが何せ相手はカウンターデッキ。
 ターンエンドにややブラフ気味に《直観/Intuition》から勝負。
 これが通ったんで《陰謀団式療法/Cabal Therapy》×3を提示してニヤリ(内心はヒヤヒヤ)。
 でメインターン(後攻5ターン目)。まずは素の《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。宣言《対抗呪文/Counterspell》。
 相手のハンドが、《マナ漏出/Mana Leak》×2、《誤った指図/Misdirection》、《給食スリヴァー/Victual Sliver》、《精油スリヴァー/Essence Sliver》。  
 ここで一旦ターンエンド。
 相手は返しで《給食スリヴァー/Victual Sliver》をプレイしてエンド。
 6ターン目。《へイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground》×3残して《魔の魅惑/Aluren》。
 ここは《対抗呪文/Counterspell》トップデックでも、もう一枚手札に《魔の魅惑/Aluren》があるし敢えてFB《陰謀団式療法/Cabal Therapy》は温存。
 相手はこれを《マナ漏出/Mana Leak》するが普通に3マナ支払い解決。
 そこから《誤った指図/Misdirection》を落とす気満々で《花の壁/Wall of Blossoms》生け贄のFB《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。
 これはその《誤った指図/Misdirection》されるが問題無し。
 ここからコンボパーツが揃っている旨伝えると相手が投了。

 サイドイン:《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》、《破滅的な行為/Pernicious Deed》。
 サイドアウト:《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》、《魂の管理人/Soul Warden》。

 2本目、後手1ターン目《極楽鳥/Birds of Paradise》からスタートして青1マナ残しての《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver》の返しの3ターン目でサイクルスタート。
 ちょっと《無効/Annul》のことを忘れていたのと、ちょっと手順ミスしていたのは秘密です。

 2−0で勝ち(通算3勝1敗)

○5回戦:ひげのサイカトグタッチ赤(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/03_09_23/03_e.html

 ここまで4連勝でほぼドラフトに残るのを確定させたひげと。
 エクステンデッドは昨日組んだばかりのサイカトグタッチ赤。
 はっきり言って世の中舐めてるね。 

 1本目、ひげがアグレッシブに動いてきて、《極楽鳥/Birds of Paradise》を《火+氷/Fire+Ice》で焼いたり、4ターン目に青マナ残しの《サイカトグ/Psychatog》と動く動く。ターンエンドの《直観/Intuition》から《陰謀団式療法/Cabal Therapy》×3でいい表情を拝んでそのまま後手4ターンキル。
  
 サイドイン:《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》。
 サイドアウト:《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》。

 2本目、今度は4ターン目に謎のサイド《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》登場。手前、カウンター持って無いな?
 その返しで今度も4ターンキル。
 何か2戦合わせて《魔力の乱れ/Force Spike》1枚しかカウンター引かなかったそうです。  

 2−0で勝ち(通算4勝1敗)

○6回戦:リーダーのザ・ロック(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/03_09_23/01_e.html

 7回戦からのドラフトは上位8名だけで行われるので当落選上にいる人は皆必死。
 自分は4勝してんで、ほぼ抜け確定ですが、ここまで3勝1敗1分のリーダーは負けると微妙。
 ただ、リーダーはBYEスタートなんで、OPP差勝負になったら有利だろうということと、他の人に悪いという事でトスは無し。
 出来れば自分もここで勝って決勝に残るのが楽な条件でドラフトに臨みたいし。 

 1本目、相手の後手1ターン目に《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を喰らう(宣言《魔の魅惑/Aluren》、まあデッキがリーダーにはバレているし)が外れ。
 ドロー《魔の魅惑/Aluren》(笑)。
 次ターン《花の壁/Wall of Blossoms》からのFB《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》こそ落とされるものの、3ターン目《破滅的な行為/Pernicious Deed》でタップアウトした返しにサイクルスタート。先手4ターンキル。

 サイドイン:《破滅的な行為/Pernicious Deed》×2。
 サイドアウト:《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》、《魂の管理人/Soul Warden》。

 2本目、相手マリガン1回。
 初手に《渦巻く知識/Brainstorm(MM)》×2、《直観/Intuition(TE)》、《洞窟のハーピー》、《極楽鳥》、《汚染された三角州》、《島/Island》
とあって、《強迫/Duress》で《直観/Intuition》を落とされる。
 ドローは《へイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground》だが、後続の手札破壊に対応できるよう《島/Island》スタート。
 相手の2ターン目のエンドに《渦巻く知識/Brainstorm》を撃つと《魔の魅惑/Aluren》と《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》がこんにちは。
 「《仕組まれた疫病/Engineered Plague》を置くなよ…」という祈りが通じて後手3ターンキルに成功。
 本当、御免。

 2−0で勝ち(通算5勝1敗)

 そんな訳でエクステンデッドは3連勝。《直観/Intuition》からの《陰謀団式療法/Cabal Therapy》×3が壊れてました。
 ここで暫定順位の発表が行われ、9位以下の方々に賞品が。お店以外にも色んな方が提供されたみたいです。
 こういった善意はありがたいものですなあ。
 ところで6回戦終了時の自分の順位はなんと1位。
 5勝1敗で3人がならんだようでOPP差で上だったらしい。
 ひげとリーダーも無事8人に残り、いい感じである。ここで15分くらい休憩が入り、皆一息つく。
 いいかげん疲れているようだがここからが正念場なのだ。

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