あの2人は生きていたっ!
新感覚スポーツグルメ系MTG連載「リーダーくんとけんつよくん」第3回!
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
その後、色々あってグラウンドに眠っている埋蔵金を掘りに向かう一行が途中立ち寄ったロボットのやっているコーヒーカフェで飲んだカフェオレには実は眠り薬が入っていた。一方その頃、手塚氏はツギハギ医者のアイデアを2つしか用意出来ずにいた・・・。
第7話「背水の陣」
リーダー「・・・何だか随分久し振りな感じがするんですが」
けんつよ「お前が海外留学していたからな。まあ深くは問うな」
リーダー「そうですね、やめましょう。それでですね、学んできましたMTGの成果をお見せしたいのですが」
けんつよ「ん、スタンダードで良いか?」
リーダー「いえ、レガシーで」
けんつよ「お前がレガシーなんて珍しいな。別に良いけど」
リーダー「驚かないでくださいよ、自分の学習振りに」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・」
けんつよ「・・・うーん、《破滅的な行為/Pernicious Deed》で流されたか。ツライな。そっちのターンだぞ」
リーダー「へへへ、そろそろこっちの土俵ですよ。アップキープドローっと。《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》もいることだし、《行き詰まり/Standstill》をプレイしますか。それから《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》で殴って2点でーす。エンド」
けんつよ「・・・お前、MTG上手くなったな」
リーダー「でしょう?げへへ」
けんつよ「とりあえずドロー。まあ、待っていても仕方ないしな。手札6枚だろ?じゃあ《Hymn to Tourach》」
リーダー「手札破壊はとりあえず良くないと偉い人は云ってました。即座に《渦まく知識/Brainstorm》追放と1ライフ払って《Force of Will》ピッチで!」
けんつよ「・・・良いのか?」
リーダー「良いですよ、何ですか不満でも?」
けんつよ「・・・前言を撤回する。お前は馬鹿だ。とりあえず《行き詰まり/Standstill》の誘発効果で俺が3枚引いて良いか?」
リーダー「ああん、酷い。カードを引かせるのは良くないと偉い人は云ってました。その誘発効果を《もみ消し/Stifle》します」
けんつよ「お前の云う偉い人は何を教えていたんだ。《もみ消し/Stifle》プレイでもう1回《行き詰まり/Standstill》が誘発して結局俺が3枚引くぞ」
リーダー「ああん、酷い、酷すぎる。・・・《行き詰まり/Standstill》って自分が行き詰まるんですねえ、ギュンギュンきちゃう」
けんつよ「お前だけだ」
第8話「油断大敵」
リーダー「・・・いやあ、レガシーは難しいですねえ」
けんつよ「お前が勝手にややこしくしてるだけだろ、ところであのデッキ、ちゃんと見てないけど殴れるのは《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》辺りと《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》だけ?」
リーダー「いえ、《白金の天使/Platinum Angel》が入っています」
けんつよ「・・・また悠長なクリーチャーだな」
リーダー「《白金の天使/Platinum Angel》を《寄付/Donate》して勝ちます」
けんつよ「はあ?・・・お前が云っている意味が判らんのだが」
リーダー「判ってませんね、相手が《白金の天使/Platinum Angel》をコントロールしているとついつい油断しちゃうでしょう?《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》のアタックも平気で通しちゃうじゃないですか?そして相手のライフが0になったところで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の《送還/Unsummon》能力ですよ」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・気に入りませんか?」
けんつよ「・・・まあ自由にやれば良いんじゃない?」
リーダー「わーい、褒められたー!」
とりあえず2つだけ思いついたから書いてみた。あとは知らない。続くかも知らない。
●今日のけんつよ話
何かデッキを作ろうとしたら闇の隆盛はおろかイニストラードのカードすら無い。
無いなりに適当に組むことにしよう。
「リーダーくんとけんつよくん」に結構時間が取られたので今日はなるたけさっさと寝よう。しかし、この嘘連載はネタつくるのが半端ねえな。
ネタ募集します。
今日は頑張ったんでそんな感じで。
新感覚スポーツグルメ系MTG連載「リーダーくんとけんつよくん」第3回!
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
その後、色々あってグラウンドに眠っている埋蔵金を掘りに向かう一行が途中立ち寄ったロボットのやっているコーヒーカフェで飲んだカフェオレには実は眠り薬が入っていた。一方その頃、手塚氏はツギハギ医者のアイデアを2つしか用意出来ずにいた・・・。
第7話「背水の陣」
リーダー「・・・何だか随分久し振りな感じがするんですが」
けんつよ「お前が海外留学していたからな。まあ深くは問うな」
リーダー「そうですね、やめましょう。それでですね、学んできましたMTGの成果をお見せしたいのですが」
けんつよ「ん、スタンダードで良いか?」
リーダー「いえ、レガシーで」
けんつよ「お前がレガシーなんて珍しいな。別に良いけど」
リーダー「驚かないでくださいよ、自分の学習振りに」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・」
けんつよ「・・・うーん、《破滅的な行為/Pernicious Deed》で流されたか。ツライな。そっちのターンだぞ」
リーダー「へへへ、そろそろこっちの土俵ですよ。アップキープドローっと。《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》もいることだし、《行き詰まり/Standstill》をプレイしますか。それから《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》で殴って2点でーす。エンド」
けんつよ「・・・お前、MTG上手くなったな」
リーダー「でしょう?げへへ」
けんつよ「とりあえずドロー。まあ、待っていても仕方ないしな。手札6枚だろ?じゃあ《Hymn to Tourach》」
リーダー「手札破壊はとりあえず良くないと偉い人は云ってました。即座に《渦まく知識/Brainstorm》追放と1ライフ払って《Force of Will》ピッチで!」
けんつよ「・・・良いのか?」
リーダー「良いですよ、何ですか不満でも?」
けんつよ「・・・前言を撤回する。お前は馬鹿だ。とりあえず《行き詰まり/Standstill》の誘発効果で俺が3枚引いて良いか?」
リーダー「ああん、酷い。カードを引かせるのは良くないと偉い人は云ってました。その誘発効果を《もみ消し/Stifle》します」
けんつよ「お前の云う偉い人は何を教えていたんだ。《もみ消し/Stifle》プレイでもう1回《行き詰まり/Standstill》が誘発して結局俺が3枚引くぞ」
リーダー「ああん、酷い、酷すぎる。・・・《行き詰まり/Standstill》って自分が行き詰まるんですねえ、ギュンギュンきちゃう」
けんつよ「お前だけだ」
第8話「油断大敵」
リーダー「・・・いやあ、レガシーは難しいですねえ」
けんつよ「お前が勝手にややこしくしてるだけだろ、ところであのデッキ、ちゃんと見てないけど殴れるのは《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》辺りと《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》だけ?」
リーダー「いえ、《白金の天使/Platinum Angel》が入っています」
けんつよ「・・・また悠長なクリーチャーだな」
リーダー「《白金の天使/Platinum Angel》を《寄付/Donate》して勝ちます」
けんつよ「はあ?・・・お前が云っている意味が判らんのだが」
リーダー「判ってませんね、相手が《白金の天使/Platinum Angel》をコントロールしているとついつい油断しちゃうでしょう?《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》のアタックも平気で通しちゃうじゃないですか?そして相手のライフが0になったところで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の《送還/Unsummon》能力ですよ」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・気に入りませんか?」
けんつよ「・・・まあ自由にやれば良いんじゃない?」
リーダー「わーい、褒められたー!」
とりあえず2つだけ思いついたから書いてみた。あとは知らない。続くかも知らない。
●今日のけんつよ話
何かデッキを作ろうとしたら闇の隆盛はおろかイニストラードのカードすら無い。
無いなりに適当に組むことにしよう。
「リーダーくんとけんつよくん」に結構時間が取られたので今日はなるたけさっさと寝よう。しかし、この嘘連載はネタつくるのが半端ねえな。
ネタ募集します。
今日は頑張ったんでそんな感じで。
無駄な裏設定って良いよね。燃えるゴミの日に出してしまいたくなるから。
2010年8月13日 馬鹿な読み物 コメント (2) 何か左目が腫れてきて長距離運転が怖いので、FNMは回避。
●新しいコボルドストームのススメ話
本当にどうでも良い、ここだけの話ですが、「リーダーくんとけんつよくん」に出てくるデッキはちゃんとレシピがあります。
決してネタが思いつかなかった訳でも今デッチ上げた訳でも無く、折角なので今日は第5話に出てくる《適者生存/Survival of the Fittest》を使ったデッキリストを紹介しましょう。
けんつよくん製作、「ネクストレヴェルコボルド」
デッキ(60)
土地(21)
1《島/Island》
3《森/Forest》
4《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《Tropical Island》
2《不毛の大地/Wasteland》
クリーチャー (25)
4《Crimson Kobolds》
4《Crookshank Kobolds》
4《Kobolds of Kher Keep》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
1《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
4《野蛮の怒り/Force of Savagery》
呪文(14)
4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
4《適者生存/Survival of the Fittest》
4《Force of Will》
2《思考の泉/Mind Spring》
サイド(15)
4《アクアミーバ/Aquamoeba》
4《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
1《不可思議/Wonder》
4《復讐蔦/Vengevine》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
良く見なくても判ると思いますが、メインデッキのフィニッシャは《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》です。1枚挿しの《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》だけです。大事なことなので2度云いました。
1枚挿しなので早めにアクセス出来るように《適者生存/Survival of the Fittest》の他に《垣間見る自然/Glimpse of Nature》と0マナクリーチャーとのエンジンを搭載しています。
またこれらのクリーチャーは序盤のブロッカとして非常に有用です。
更に《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》と組み合わせて《思考の泉/Mind Spring》でもりもりドローして頑張って《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を探しましょう。これがうっかり《天才のひらめき/Stroke of Genius》だと対戦相手にカードを引かせてしまう恐れがあるので、間違っても入れてはいけません。それは甘えです。
めでたく《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》が戦場に舞い降りたら、ゲームを決めるまで、4枚の《Force of Will》で状況を支配しましょう。
青い呪文が全部で6枚しか入っていないので残念ながら代用コストではプレイ出来ませんが、皆があの《対抗呪文/Counterspell》より強いと云っているで多分大丈夫です。
因みに、2ターン目に《極楽鳥/Birds of Paradise》から《野蛮の怒り/Force of Savagery》をプレイすると何故か対戦相手が激しく動揺するので、大きなマインド・アドヴァンテージが得られます。どんどんプレイして行きましょう。
さて、残念ながら善戦したものの、1戦目は敗れてしまうこともあるでしょう。そんなときは、
「なんだこのデッキ!あの××野郎!8/0とかマジ空気じゃねえかっ!けんつよの××を××してやるっ!」
・・・などと怒らずに冷静にサイドボードしましょう。MTGは紳士淑女のゲームです。常に平常心。クールに行きましょう。
具体的なサイドプランですが、多くのマッチアップにおいて、大変残念な8/0さんや大枚はたいて買ったのにちっともプレイできない《Force of Will》をとりあえず退場させて、あとは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》4枚と《垣間見る自然/Glimpse of Nature》か《思考の泉/Mind Spring》を数枚外して15枚全部サイドインすることになると思われます。因みにコボルドたちは1枚プレイする度に徳がたまる素晴らしいカードなので、決してサイドアウトしてはいけません。
そんな華麗なサイドボーディングでほぼすべてのデッキとの勝率が上がります。そもそもメインに積めとか云いたいことは大体判りますが、じゃああなたは毎日「コボルドクランプ」で検索されたことあるんですか?
ここであまり争っても水掛け論です。
「《垣間見る自然/Glimpse of Nature》プレイしてから、0マナクリーチャー連打して、ドローしてきた《復讐蔦/Vengevine》を《適者生存/Survival of the Fittest》で捨ててからコボルド、ドローして更にコボルドでドローしつつ《復讐蔦/Vengevine》帰還って無双過ぎる」
そう云った夢(ドリーム)を一緒に見てみませんか?
●今日のけんつよ話
上記の理由でFNMに出れなくて残念。まあ、嫁さんが帰ってきてから近所のスーパーマーケットに買い出しに行って甘いものが買えたので良いです(子供か)。
明日は一日暇なので、どっか出かけようかなあ。
とりあえずもう暫くしたら寝よう。それではまた。
●新しいコボルドストームのススメ話
本当にどうでも良い、ここだけの話ですが、「リーダーくんとけんつよくん」に出てくるデッキはちゃんとレシピがあります。
決してネタが思いつかなかった訳でも今デッチ上げた訳でも無く、折角なので今日は第5話に出てくる《適者生存/Survival of the Fittest》を使ったデッキリストを紹介しましょう。
けんつよくん製作、「ネクストレヴェルコボルド」
デッキ(60)
土地(21)
1《島/Island》
3《森/Forest》
4《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《Tropical Island》
2《不毛の大地/Wasteland》
クリーチャー (25)
4《Crimson Kobolds》
4《Crookshank Kobolds》
4《Kobolds of Kher Keep》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
1《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
4《野蛮の怒り/Force of Savagery》
呪文(14)
4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
4《適者生存/Survival of the Fittest》
4《Force of Will》
2《思考の泉/Mind Spring》
サイド(15)
4《アクアミーバ/Aquamoeba》
4《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
1《不可思議/Wonder》
4《復讐蔦/Vengevine》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
良く見なくても判ると思いますが、メインデッキのフィニッシャは《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》です。1枚挿しの《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》だけです。大事なことなので2度云いました。
1枚挿しなので早めにアクセス出来るように《適者生存/Survival of the Fittest》の他に《垣間見る自然/Glimpse of Nature》と0マナクリーチャーとのエンジンを搭載しています。
またこれらのクリーチャーは序盤のブロッカとして非常に有用です。
更に《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》と組み合わせて《思考の泉/Mind Spring》でもりもりドローして頑張って《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を探しましょう。これがうっかり《天才のひらめき/Stroke of Genius》だと対戦相手にカードを引かせてしまう恐れがあるので、間違っても入れてはいけません。それは甘えです。
めでたく《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》が戦場に舞い降りたら、ゲームを決めるまで、4枚の《Force of Will》で状況を支配しましょう。
青い呪文が全部で6枚しか入っていないので残念ながら代用コストではプレイ出来ませんが、皆があの《対抗呪文/Counterspell》より強いと云っているで多分大丈夫です。
因みに、2ターン目に《極楽鳥/Birds of Paradise》から《野蛮の怒り/Force of Savagery》をプレイすると何故か対戦相手が激しく動揺するので、大きなマインド・アドヴァンテージが得られます。どんどんプレイして行きましょう。
さて、残念ながら善戦したものの、1戦目は敗れてしまうこともあるでしょう。そんなときは、
「なんだこのデッキ!あの××野郎!8/0とかマジ空気じゃねえかっ!けんつよの××を××してやるっ!」
・・・などと怒らずに冷静にサイドボードしましょう。MTGは紳士淑女のゲームです。常に平常心。クールに行きましょう。
具体的なサイドプランですが、多くのマッチアップにおいて、大変残念な8/0さんや大枚はたいて買ったのにちっともプレイできない《Force of Will》をとりあえず退場させて、あとは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》4枚と《垣間見る自然/Glimpse of Nature》か《思考の泉/Mind Spring》を数枚外して15枚全部サイドインすることになると思われます。因みにコボルドたちは1枚プレイする度に徳がたまる素晴らしいカードなので、決してサイドアウトしてはいけません。
そんな華麗なサイドボーディングでほぼすべてのデッキとの勝率が上がります。そもそもメインに積めとか云いたいことは大体判りますが、じゃああなたは毎日「コボルドクランプ」で検索されたことあるんですか?
ここであまり争っても水掛け論です。
「《垣間見る自然/Glimpse of Nature》プレイしてから、0マナクリーチャー連打して、ドローしてきた《復讐蔦/Vengevine》を《適者生存/Survival of the Fittest》で捨ててからコボルド、ドローして更にコボルドでドローしつつ《復讐蔦/Vengevine》帰還って無双過ぎる」
そう云った夢(ドリーム)を一緒に見てみませんか?
●今日のけんつよ話
上記の理由でFNMに出れなくて残念。まあ、嫁さんが帰ってきてから近所のスーパーマーケットに買い出しに行って甘いものが買えたので良いです(子供か)。
明日は一日暇なので、どっか出かけようかなあ。
とりあえずもう暫くしたら寝よう。それではまた。
馬鹿は2度繰り返し、2度死ぬ。けんつよ、お前のことだ。
2010年8月12日 馬鹿な読み物 コメント (3) 早くも話題沸騰(嘘)!新感覚ハードボイルド系MTG連載「リーダーくんとけんつよくん」第2回!
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
その後、色々あってゼウスからの妨害電波で禿げピンチ、しかも見開き多用で終わりが無い迷路に迷いこんだ一同。一方その頃、ウテマスカは際限無く素人いじめの腕に磨きをかけるのだが・・・。
第4話「見る男或いは見られる男」
リーダー「今日はエルダー・ドラゴン・ハイランダで遊びませんか?」
けんつよ「え、2人でか?・・・んー、まあたまには良いかもな」
リーダー「やりましょうやりましょう、自分は《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》っす」
けんつよ「おっ、ドラゴン対決か。俺は《煽動するものリース/Rith, the Awakener》ね」
リーダー「自分が先攻ですか。それでは《島/Island》から・・・《テレパシー/Telepathy》」
けんつよ「・・・マジで?」
リーダー「へへへ、手札をね、ぺロッとおっぴろげてもらって。ほら早く〜」
けんつよ「・・・何かエロいな。ハイハイ。んー、《テレパシー/Telepathy》って貼られると何かMTGが別のゲームみたいになって嫌なんだよなあ。《森/Forest》置いてエンド」
リーダー「それはそれでまんざらでもないくせに。ドローして《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》から《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。宣言はどうしようかなぁ。難しいなあ」
けんつよ「・・・見えてんだから好きにしろよ」
リーダー「じゃあ、その真ん中の凄いおっきいのにしときますかね。にやにや」
けんつよ「・・・だから妙にエロく云うなよ。ハイハイ、エンド?」
リーダー「とりあえずついでに《のぞき見/Peek》もしときますか」
けんつよ「とっくに見えてんだろ」
リーダー「へへへ、もっと良く見せてくださいよ。げへへ。ドローっと」
けんつよ「・・・しっかし、さっきからさあ、もう何ターンも延々と手札破壊とドローしかしてないけど大丈夫か?俺のクリーチャーであと2ターンのクロックかかってるから、そろそろ《滅び/Damnation》とか引かないとヤバいんじゃないの?」
リーダー「そんなの良いんですよ。おっ!引いた。ビリビリくるっ!・・・いやあ、さっきからですね、こっちだけ見ていてホント、悪いと思っていたんですよ。良いですか?行きますよ?《さまよう眼/Wandering Eye》!!!」
けんつよ「はあ!?」
リーダー「ほら、もっと見せ合いましょうよ、お互いを。感じ合いましょうよ、お互いを」
けんつよ「・・・なあ、さっきから云おうと思っていたんだが、お前、今日ちょっとおかしくないか?」
リーダー「だからちゃんと見てくださいよ。見えます?この金色のカード?プレイしちゃいますよ、さらなる高みへ。《ロボトミー/Lobotomy》!!!」
けんつよ「お前、エルダー・ドラゴン・ハイランダで何がしたいんだよっ!」
リーダー「・・・見たいんですよ、すべてを。デッキはその人そのものなんですよ。全部見たいんです、今すぐ見たいんです。勝ち負けとかじゃないです。自分もう辛抱たまらんです。解決して良いですか?」
けんつよ「・・・とりあえず全部スタックにおいといて病院行こうな?悪いこと云わないから。評判良い所知ってるから」
リーダー「・・・嫌いじゃないくせに」
第5話「適材適所」
けんつよ「とりあえず週末はレガシーの大会あるから、今日はそれに向けての調整をしよう」
リーダー「でも自分、レガシーのデッキ持ってないっすよ」
けんつよ「それはいつものことだろう。一応お前が好きそうな《適者生存/Survival of the Fittest》デッキを用意しておいた」
リーダー「え・・・あ、ありがとうございます。・・・あっ!違う、判った!そんなこと云っておいて、自分は《実物提示教育/Show and Tell》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》でドヤ顔するんですね?」
けんつよ「酷い云われようだな。そんなことはない。独自チューンのゴブリンデッキだよ」
リーダー「じゃあ、やりますか」
けんつよ「ん。俺が先攻か。《乾燥台地/Arid Mesa》から《山/Mountain》フェッチしてきて《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》」
リーダー「・・・通し。んー、ロケットスタートですね。《Tropical Island》から《極楽鳥/Birds of Paradise》です。何かデュアルランド使うとセレブな気分になりますね」
けんつよ「昔は安かったけれどな。今からはじめる人は集めるの大変だろう。それはさておき《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》でアタック」
リーダー「んー、ツラいな。ライつー。」
けんつよ「どうするん?」
リーダー「しゃあない、通しますっ!」
けんつよ「んじゃ、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》を出すぞ」
リーダー「何ですか、それ?」
けんつよ「ウェブデッキでみかけないカードだからって直ぐにうだうだ云うな、そのうち判る。《山/Mountain》置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》出してエンド」
リーダー「良く判りませんがドロー。《森/Forest》置いて、《適者生存/Survival of the Fittest》プレイ。・・・って云うか、今気づいたんですけれど、これって最近流行のマッドネスタイプじゃ無いんですか?《極楽鳥/Birds of Paradise》のスロットって普通《貴族の教主/Noble Hierarch》ですよね。まあ良いや。エンドです」
けんつよ「・・・そろそろ頃合いか」
リーダー「な、何すか?」
けんつよ「お前が事態の深刻さに気づくまでだよ。アップキープに《霊気の薬瓶/AEther Vial》にカウンタを乗せて、ドロー。《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》の能力を起動。対象は《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》。で、攻撃宣言」
リーダー「な、何と云うコンボ!《Force of Will》では手遅れだ。どうぞ」
けんつよ「ま、そう云うことじゃないんだけどな。《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を出してエンドだ」
リーダー「まあ待ってくださいよ。本当に良く判りませんがここからが僕のお楽しみタイムですよ。そっちのエンドに《適者生存/Survival of the Fittest》を起動。《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》をディスカードしてっと。さて、どれどれ・・・」
けんつよ「ん、好きにしろ」
リーダー「・・・あのぉ、スイマセン、このデッキに混入している0マナのコボルド12体は何ですか?」
けんつよ「ああ、世の中にはスキモノが結構いるらしいぞ」
リーダー「・・・て云うか、このデッキ、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》とかパワー0の馬鹿しかいませんけど」
けんつよ「僅か3マナでパワー8の素晴らしい先生が4体もいるだろう」
リーダー「《野蛮の怒り/Force of Savagery》はタフネスが0ですが何か?」
けんつよ「・・・すまない。未だに毎日のように「コボルドクランプ」で検索されてたら何だか疲れて・・・ついカッとなってデッキに1枚の《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を唯一のフィニッシャに据えてデッキを・・・」
リーダー「そんな事情が・・・色々大変なんですね。判りました、自分、このデッキで今度の大会出るっす!」
けんつよ「本当かっ?ありがとう、嬉しいよ」
リーダー「これくらい当然ですよ」
けんつよ「・・・まあ、全敗間違い無いけどなっ!」
リーダー「・・・所詮、勝ち負けとかレーティングなんて飾りですよ、あんなもん。あははは」
けんつよ「あははは、わーい、お花畑だあ」
第6話「夢の2ターンキル」
リーダー「しかし、まさか決勝卓まで行くとは思いませんでしたね」
けんつよ「サイドボードに《アクアミーバ/Aquamoeba》4枚、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》4枚、《不可思議/Wonder》1枚、《復讐蔦/Vengevine》4枚、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》2枚を入れたからな。全部2勝1敗でも勝ちは勝ちだ。うん、良くやった」
リーダー「いやあ、デッキのお陰ですよ。メインで相手がこっちのコボルド共を見てデッキを勘違いしたのも大きいですね。あとコボルドたちは《復讐蔦/Vengevine》と相性抜群です」
けんつよ「パワー0だけどな。まあ、諦めたらそこで試合終了ですよ、か」
リーダー「そういうことです。そんな訳でですね、今日はスタンダードでも滅茶苦茶強い《復讐蔦/Vengevine》さんを使ったデッキ組んで来ました。さあ、やりましょう」
けんつよ「いきなりだな。まあ、はじめるか」
リーダー「ハイハイ、ダイスロールっと。僕が先攻ですね。おっ、キタコレ!ノーランドだけどキープ!」
けんつよ「だから思考回路がだだ漏れだよ。どんな手札か知らないけれどノーランドとか大丈夫か?一応、こっちもキープだ」
リーダー「じゃあ、とりあえず手札から《復讐蔦/Vengevine》4枚を捨てたいので捨てます」
けんつよ「はあ?だからどうやって?」
リーダー「今、要らないからです。然るのちに《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》をプレイ。続けて2体目。これで《復讐蔦/Vengevine》の能力が誘発して戦場に4体出ます」
けんつよ「・・・楽しそうだな」
リーダー「イエス!イエス!《復讐蔦/Vengevine》4体で攻撃しまーす。イエス!1ターン目16点イエス!今日は調子良いなあ。僕、スタンダードで2ターンキルしちゃうかも?ぷぷっ、可哀相ですね。ホントスイマセン」
けんつよ「可哀相なのはお前の脳みそだ。とりあえずお前の《復讐蔦/Vengevine》は恵まれない子供に寄付するから、代わりに《ロケット噴射ターボナメクジ/Rocket-Powered Turbo Slug》でも入れておいて即ジャッジでも呼ばれてろ」
リーダー「・・・あれ、数揃えるとなると結構高いんですよ」
けんつよ「素で返してんじゃねえよ!」
だから次回があるかは判りません。
●今日のけんつよ話
何か、昨日のエントリにコメントがあったりして、ちょっと嬉しかったので適当にデッチ上げた。後悔はしていない。
とりあえず3日坊主は回避したので、週末は休んでもいいかなあ。FNMにも出来れば出たいし。
まあ、また次回と云うことで。
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
その後、色々あってゼウスからの妨害電波で禿げピンチ、しかも見開き多用で終わりが無い迷路に迷いこんだ一同。一方その頃、ウテマスカは際限無く素人いじめの腕に磨きをかけるのだが・・・。
第4話「見る男或いは見られる男」
リーダー「今日はエルダー・ドラゴン・ハイランダで遊びませんか?」
けんつよ「え、2人でか?・・・んー、まあたまには良いかもな」
リーダー「やりましょうやりましょう、自分は《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》っす」
けんつよ「おっ、ドラゴン対決か。俺は《煽動するものリース/Rith, the Awakener》ね」
リーダー「自分が先攻ですか。それでは《島/Island》から・・・《テレパシー/Telepathy》」
けんつよ「・・・マジで?」
リーダー「へへへ、手札をね、ぺロッとおっぴろげてもらって。ほら早く〜」
けんつよ「・・・何かエロいな。ハイハイ。んー、《テレパシー/Telepathy》って貼られると何かMTGが別のゲームみたいになって嫌なんだよなあ。《森/Forest》置いてエンド」
リーダー「それはそれでまんざらでもないくせに。ドローして《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》から《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。宣言はどうしようかなぁ。難しいなあ」
けんつよ「・・・見えてんだから好きにしろよ」
リーダー「じゃあ、その真ん中の凄いおっきいのにしときますかね。にやにや」
けんつよ「・・・だから妙にエロく云うなよ。ハイハイ、エンド?」
リーダー「とりあえずついでに《のぞき見/Peek》もしときますか」
けんつよ「とっくに見えてんだろ」
リーダー「へへへ、もっと良く見せてくださいよ。げへへ。ドローっと」
けんつよ「・・・しっかし、さっきからさあ、もう何ターンも延々と手札破壊とドローしかしてないけど大丈夫か?俺のクリーチャーであと2ターンのクロックかかってるから、そろそろ《滅び/Damnation》とか引かないとヤバいんじゃないの?」
リーダー「そんなの良いんですよ。おっ!引いた。ビリビリくるっ!・・・いやあ、さっきからですね、こっちだけ見ていてホント、悪いと思っていたんですよ。良いですか?行きますよ?《さまよう眼/Wandering Eye》!!!」
けんつよ「はあ!?」
リーダー「ほら、もっと見せ合いましょうよ、お互いを。感じ合いましょうよ、お互いを」
けんつよ「・・・なあ、さっきから云おうと思っていたんだが、お前、今日ちょっとおかしくないか?」
リーダー「だからちゃんと見てくださいよ。見えます?この金色のカード?プレイしちゃいますよ、さらなる高みへ。《ロボトミー/Lobotomy》!!!」
けんつよ「お前、エルダー・ドラゴン・ハイランダで何がしたいんだよっ!」
リーダー「・・・見たいんですよ、すべてを。デッキはその人そのものなんですよ。全部見たいんです、今すぐ見たいんです。勝ち負けとかじゃないです。自分もう辛抱たまらんです。解決して良いですか?」
けんつよ「・・・とりあえず全部スタックにおいといて病院行こうな?悪いこと云わないから。評判良い所知ってるから」
リーダー「・・・嫌いじゃないくせに」
第5話「適材適所」
けんつよ「とりあえず週末はレガシーの大会あるから、今日はそれに向けての調整をしよう」
リーダー「でも自分、レガシーのデッキ持ってないっすよ」
けんつよ「それはいつものことだろう。一応お前が好きそうな《適者生存/Survival of the Fittest》デッキを用意しておいた」
リーダー「え・・・あ、ありがとうございます。・・・あっ!違う、判った!そんなこと云っておいて、自分は《実物提示教育/Show and Tell》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》でドヤ顔するんですね?」
けんつよ「酷い云われようだな。そんなことはない。独自チューンのゴブリンデッキだよ」
リーダー「じゃあ、やりますか」
けんつよ「ん。俺が先攻か。《乾燥台地/Arid Mesa》から《山/Mountain》フェッチしてきて《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》」
リーダー「・・・通し。んー、ロケットスタートですね。《Tropical Island》から《極楽鳥/Birds of Paradise》です。何かデュアルランド使うとセレブな気分になりますね」
けんつよ「昔は安かったけれどな。今からはじめる人は集めるの大変だろう。それはさておき《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》でアタック」
リーダー「んー、ツラいな。ライつー。」
けんつよ「どうするん?」
リーダー「しゃあない、通しますっ!」
けんつよ「んじゃ、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》を出すぞ」
リーダー「何ですか、それ?」
けんつよ「ウェブデッキでみかけないカードだからって直ぐにうだうだ云うな、そのうち判る。《山/Mountain》置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》出してエンド」
リーダー「良く判りませんがドロー。《森/Forest》置いて、《適者生存/Survival of the Fittest》プレイ。・・・って云うか、今気づいたんですけれど、これって最近流行のマッドネスタイプじゃ無いんですか?《極楽鳥/Birds of Paradise》のスロットって普通《貴族の教主/Noble Hierarch》ですよね。まあ良いや。エンドです」
けんつよ「・・・そろそろ頃合いか」
リーダー「な、何すか?」
けんつよ「お前が事態の深刻さに気づくまでだよ。アップキープに《霊気の薬瓶/AEther Vial》にカウンタを乗せて、ドロー。《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》の能力を起動。対象は《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》。で、攻撃宣言」
リーダー「な、何と云うコンボ!《Force of Will》では手遅れだ。どうぞ」
けんつよ「ま、そう云うことじゃないんだけどな。《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を出してエンドだ」
リーダー「まあ待ってくださいよ。本当に良く判りませんがここからが僕のお楽しみタイムですよ。そっちのエンドに《適者生存/Survival of the Fittest》を起動。《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》をディスカードしてっと。さて、どれどれ・・・」
けんつよ「ん、好きにしろ」
リーダー「・・・あのぉ、スイマセン、このデッキに混入している0マナのコボルド12体は何ですか?」
けんつよ「ああ、世の中にはスキモノが結構いるらしいぞ」
リーダー「・・・て云うか、このデッキ、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》とかパワー0の馬鹿しかいませんけど」
けんつよ「僅か3マナでパワー8の素晴らしい先生が4体もいるだろう」
リーダー「《野蛮の怒り/Force of Savagery》はタフネスが0ですが何か?」
けんつよ「・・・すまない。未だに毎日のように「コボルドクランプ」で検索されてたら何だか疲れて・・・ついカッとなってデッキに1枚の《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を唯一のフィニッシャに据えてデッキを・・・」
リーダー「そんな事情が・・・色々大変なんですね。判りました、自分、このデッキで今度の大会出るっす!」
けんつよ「本当かっ?ありがとう、嬉しいよ」
リーダー「これくらい当然ですよ」
けんつよ「・・・まあ、全敗間違い無いけどなっ!」
リーダー「・・・所詮、勝ち負けとかレーティングなんて飾りですよ、あんなもん。あははは」
けんつよ「あははは、わーい、お花畑だあ」
第6話「夢の2ターンキル」
リーダー「しかし、まさか決勝卓まで行くとは思いませんでしたね」
けんつよ「サイドボードに《アクアミーバ/Aquamoeba》4枚、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》4枚、《不可思議/Wonder》1枚、《復讐蔦/Vengevine》4枚、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》2枚を入れたからな。全部2勝1敗でも勝ちは勝ちだ。うん、良くやった」
リーダー「いやあ、デッキのお陰ですよ。メインで相手がこっちのコボルド共を見てデッキを勘違いしたのも大きいですね。あとコボルドたちは《復讐蔦/Vengevine》と相性抜群です」
けんつよ「パワー0だけどな。まあ、諦めたらそこで試合終了ですよ、か」
リーダー「そういうことです。そんな訳でですね、今日はスタンダードでも滅茶苦茶強い《復讐蔦/Vengevine》さんを使ったデッキ組んで来ました。さあ、やりましょう」
けんつよ「いきなりだな。まあ、はじめるか」
リーダー「ハイハイ、ダイスロールっと。僕が先攻ですね。おっ、キタコレ!ノーランドだけどキープ!」
けんつよ「だから思考回路がだだ漏れだよ。どんな手札か知らないけれどノーランドとか大丈夫か?一応、こっちもキープだ」
リーダー「じゃあ、とりあえず手札から《復讐蔦/Vengevine》4枚を捨てたいので捨てます」
けんつよ「はあ?だからどうやって?」
リーダー「今、要らないからです。然るのちに《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》をプレイ。続けて2体目。これで《復讐蔦/Vengevine》の能力が誘発して戦場に4体出ます」
けんつよ「・・・楽しそうだな」
リーダー「イエス!イエス!《復讐蔦/Vengevine》4体で攻撃しまーす。イエス!1ターン目16点イエス!今日は調子良いなあ。僕、スタンダードで2ターンキルしちゃうかも?ぷぷっ、可哀相ですね。ホントスイマセン」
けんつよ「可哀相なのはお前の脳みそだ。とりあえずお前の《復讐蔦/Vengevine》は恵まれない子供に寄付するから、代わりに《ロケット噴射ターボナメクジ/Rocket-Powered Turbo Slug》でも入れておいて即ジャッジでも呼ばれてろ」
リーダー「・・・あれ、数揃えるとなると結構高いんですよ」
けんつよ「素で返してんじゃねえよ!」
だから次回があるかは判りません。
●今日のけんつよ話
何か、昨日のエントリにコメントがあったりして、ちょっと嬉しかったので適当にデッチ上げた。後悔はしていない。
とりあえず3日坊主は回避したので、週末は休んでもいいかなあ。FNMにも出来れば出たいし。
まあ、また次回と云うことで。
けんつよ、お前は思いついたら即座に実行してばっかりいる勇者だな
2010年8月11日 馬鹿な読み物 コメント (5) 新感覚格闘出会い系MTG連載「リーダーくんとけんつよくん」
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
血を血で洗う第三回ラーメン早喰い大会も、「俺にも喰わせろ」とホットドッグ野郎が乱入してきてウヤムヤのうちに終わり、再びいつもの日常が戻ったかに思えたが・・・。
第1話「瞬速って超速い」
リーダー「よーし、先攻だな。ゲーム開始前に《予期の力線/Leyline of Anticipation》を戦場に出します」
けんつよ「使われるのは珍しいカードだな。コンボデッキか?」
リーダー「マジゴッドっす。何で誰もやらないのか判んない。セット《平地/Plains》でエンド」
けんつよ「そうなの?んとドローして《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch》出してエンド」
リーダー「まあ待ってくださいよ。《予期の力線/Leyline of Anticipation》の能力でエンドに瞬速で《平地/Plains》、《島/Island》、《島/Island》っと」
けんつよ「・・・ちょっと待て」
リーダー「へへへ、お楽しみはこれからですよ。しかる後に4マナからこれまた瞬速で《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》と」
けんつよ「・・・」
リーダー「で、アンタップっと。ドローしてから《氷河の城砦/Glacial Fortress》を置いて、瞬速で《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》をプレイ。0能力でクリーチャー化。《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》で+3/+3修正と飛行つけて瞬速9点アタック!!!」
けんつよ「・・・いや、だからね」
リーダー「いやあ、瞬速マジゴッド。本当にパネェっす」
けんつよ「お楽しみのところ大変残念だが、お前のやってることは全部ノーだ。とりあえずお前の《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》と《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》は近所の子供の《執拗なネズミ/Relentless Rats》30枚とトレードしておくから、飽きるまで瞬速で《執拗なネズミ/Relentless Rats》出してろ」
リーダー「その手があったか」
第2話「発売時期が半端ですよね」
けんつよ「それでだ。これが某裏ルートから入手してきた、まだ発売前の「Duel Decks:Elspeth Vs Tezzeret」だ」
リーダー「・・・ゴクリ。で、どっちのデッキ使うんですか?自分、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》が良いっす」
けんつよ「相変わらず空気読まないな、お前。どう考えても絶対《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の方が強いに決まってんじゃん。・・・まあ良いや、俺が《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》で」
リーダー「じゃあ早速はじめましょうよ。ダイスロール、ダイスロールっと。・・・自分が先攻っすね。7枚引いて・・・おっ、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》!キープします」
けんつよ「お前、手札の中身バラスなよ。んーと7枚7枚っと。」
リーダー「どうしたんすか?マリガンすか?」
けんつよ「・・・い、いや何でも無い。キープ」
リーダー「またまたーっ。悪いんでしょう、手札?セット《平地/Plains》から《先兵の精鋭/Elite Vanguard》と。エンドです」
けんつよ「・・・ドロー。《Mox Sapphire》、《Mox Jet》。《Mox Jet》から《Sol Ring》。《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》セットから《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》。《Ancestral Recall》プレイして3枚ドロー。《Mox Ruby》と《Black Lotus》プレイして《Black Lotus》を生け贄に捧げて青3マナから《Time Walk》。《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》の能力で《Time Vault》サーチしてきて余ったマナでプレイしてエンド」
リーダー「・・・」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・自分、今から全財産これの予約に突っ込んできます」
けんつよ「・・・そうか、多分騙されていると思うが生きて帰れよ」
第3話「コンボの話をしよう」
リーダー「この間、凄いコンボを発見したんですよ」
けんつよ「また《予期の力線/Leyline of Anticipation》出したら鉄拳制裁だからな」
リーダー「まず、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を出すんですよ」
けんつよ「いやいや、さらっと云うけど寧ろそこまでが重要なんじゃないのか。まあ良いや。それで?」
リーダー「で、追加ターンで殴って15点じゃないですか。そこでドヤ顔で《時間のねじれ/Time Warp》ですよ。どうですか。完璧でしょう」
けんつよ「それは何もコンボしていないんじゃないのか?熱があるならさっさと帰った方が良いぞ」
リーダー「判ってませんね。ただでさえ勝ってる状況で更に叩きのめす《時間のねじれ/Time Warp》。これが次に対戦したときにどれだけのマインド・アドヴァンテージをもたらすか。コンボとかどうでも良いんです」
けんつよ「コンボ発見したって云ったのお前じゃねえかよ。そういえば前に《カロニアのビヒモス/Kalonian Behemoth》と《睡眠/Sleep》で18点コンボキタコレ、《ドラコ/Draco》と《うつろう爆発/Erratic Explosion》を越えたとか云ってた奴がいたけど、それと同じ位ドンマイな話だな」
リーダー「ほほう、そのコンボにはロマンがありますね」
けんつよ「だからコンボでも何でも無いんだってば。もう良いよ、今日はもう帰れ」
リーダー「判りました。しようが無いですね。今度の大会で使うシークレット・コンボだったんですが、教えてあげます。良く聞いてくださいよ?」
けんつよ「ハイハイ」
リーダー「まず相手のターンのアップキープに《沈黙/Silence》をプレイするんですよ」
けんつよ「・・・」
リーダー「そうすると相手は呪文がプレイ出来ないんです。これでもう勝ちですね」
けんつよ「・・・」
リーダー「《沈黙/Silence》だけに沈黙と。殴られる前に帰ります。お疲れ様でした」
次回に続くかどうか判りません。
●今日のけんつよ話
3日も続けば日記と呼べるのか。
夕方にソファが気持ち良くて寝オチ。起きて即電波受信。リーダーの許可も取ったから安心だぜっ!
無駄に目が覚めてしまいピンチ。生活リズムって大切よね。
今から頑張って床に就こう。
それでは。
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
血を血で洗う第三回ラーメン早喰い大会も、「俺にも喰わせろ」とホットドッグ野郎が乱入してきてウヤムヤのうちに終わり、再びいつもの日常が戻ったかに思えたが・・・。
第1話「瞬速って超速い」
リーダー「よーし、先攻だな。ゲーム開始前に《予期の力線/Leyline of Anticipation》を戦場に出します」
けんつよ「使われるのは珍しいカードだな。コンボデッキか?」
リーダー「マジゴッドっす。何で誰もやらないのか判んない。セット《平地/Plains》でエンド」
けんつよ「そうなの?んとドローして《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch》出してエンド」
リーダー「まあ待ってくださいよ。《予期の力線/Leyline of Anticipation》の能力でエンドに瞬速で《平地/Plains》、《島/Island》、《島/Island》っと」
けんつよ「・・・ちょっと待て」
リーダー「へへへ、お楽しみはこれからですよ。しかる後に4マナからこれまた瞬速で《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》と」
けんつよ「・・・」
リーダー「で、アンタップっと。ドローしてから《氷河の城砦/Glacial Fortress》を置いて、瞬速で《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》をプレイ。0能力でクリーチャー化。《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》で+3/+3修正と飛行つけて瞬速9点アタック!!!」
けんつよ「・・・いや、だからね」
リーダー「いやあ、瞬速マジゴッド。本当にパネェっす」
けんつよ「お楽しみのところ大変残念だが、お前のやってることは全部ノーだ。とりあえずお前の《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》と《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》は近所の子供の《執拗なネズミ/Relentless Rats》30枚とトレードしておくから、飽きるまで瞬速で《執拗なネズミ/Relentless Rats》出してろ」
リーダー「その手があったか」
第2話「発売時期が半端ですよね」
けんつよ「それでだ。これが某裏ルートから入手してきた、まだ発売前の「Duel Decks:Elspeth Vs Tezzeret」だ」
リーダー「・・・ゴクリ。で、どっちのデッキ使うんですか?自分、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》が良いっす」
けんつよ「相変わらず空気読まないな、お前。どう考えても絶対《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の方が強いに決まってんじゃん。・・・まあ良いや、俺が《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》で」
リーダー「じゃあ早速はじめましょうよ。ダイスロール、ダイスロールっと。・・・自分が先攻っすね。7枚引いて・・・おっ、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》!キープします」
けんつよ「お前、手札の中身バラスなよ。んーと7枚7枚っと。」
リーダー「どうしたんすか?マリガンすか?」
けんつよ「・・・い、いや何でも無い。キープ」
リーダー「またまたーっ。悪いんでしょう、手札?セット《平地/Plains》から《先兵の精鋭/Elite Vanguard》と。エンドです」
けんつよ「・・・ドロー。《Mox Sapphire》、《Mox Jet》。《Mox Jet》から《Sol Ring》。《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》セットから《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》。《Ancestral Recall》プレイして3枚ドロー。《Mox Ruby》と《Black Lotus》プレイして《Black Lotus》を生け贄に捧げて青3マナから《Time Walk》。《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》の能力で《Time Vault》サーチしてきて余ったマナでプレイしてエンド」
リーダー「・・・」
けんつよ「・・・」
リーダー「・・・自分、今から全財産これの予約に突っ込んできます」
けんつよ「・・・そうか、多分騙されていると思うが生きて帰れよ」
第3話「コンボの話をしよう」
リーダー「この間、凄いコンボを発見したんですよ」
けんつよ「また《予期の力線/Leyline of Anticipation》出したら鉄拳制裁だからな」
リーダー「まず、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を出すんですよ」
けんつよ「いやいや、さらっと云うけど寧ろそこまでが重要なんじゃないのか。まあ良いや。それで?」
リーダー「で、追加ターンで殴って15点じゃないですか。そこでドヤ顔で《時間のねじれ/Time Warp》ですよ。どうですか。完璧でしょう」
けんつよ「それは何もコンボしていないんじゃないのか?熱があるならさっさと帰った方が良いぞ」
リーダー「判ってませんね。ただでさえ勝ってる状況で更に叩きのめす《時間のねじれ/Time Warp》。これが次に対戦したときにどれだけのマインド・アドヴァンテージをもたらすか。コンボとかどうでも良いんです」
けんつよ「コンボ発見したって云ったのお前じゃねえかよ。そういえば前に《カロニアのビヒモス/Kalonian Behemoth》と《睡眠/Sleep》で18点コンボキタコレ、《ドラコ/Draco》と《うつろう爆発/Erratic Explosion》を越えたとか云ってた奴がいたけど、それと同じ位ドンマイな話だな」
リーダー「ほほう、そのコンボにはロマンがありますね」
けんつよ「だからコンボでも何でも無いんだってば。もう良いよ、今日はもう帰れ」
リーダー「判りました。しようが無いですね。今度の大会で使うシークレット・コンボだったんですが、教えてあげます。良く聞いてくださいよ?」
けんつよ「ハイハイ」
リーダー「まず相手のターンのアップキープに《沈黙/Silence》をプレイするんですよ」
けんつよ「・・・」
リーダー「そうすると相手は呪文がプレイ出来ないんです。これでもう勝ちですね」
けんつよ「・・・」
リーダー「《沈黙/Silence》だけに沈黙と。殴られる前に帰ります。お疲れ様でした」
次回に続くかどうか判りません。
●今日のけんつよ話
3日も続けば日記と呼べるのか。
夕方にソファが気持ち良くて寝オチ。起きて即電波受信。リーダーの許可も取ったから安心だぜっ!
無駄に目が覚めてしまいピンチ。生活リズムって大切よね。
今から頑張って床に就こう。
それでは。