《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
2006年1月19日→けんつよは自分からリンクを貼る事は滅多にありませんが、本人に許可を取った上でリンクを一件追加。
県内MTGプレイヤのらいらいさんです。ヤフーオークションの話が中心になるそうです。
●今日のMTG話
タカラの公式サイト(http://mtg.takaratoys.co.jp/)にアップされている記事の「歴代世界王者スタンダードデッキ大全」が面白い。
以下はまずリンク先の記事を読んで貰った上での話。
1997年のヤコブ・スレマーの5色黒単以降はその年毎のメタの中心近くのデッキが優勝しているのですが、それ以前のデッキが相当に怪しい。
まず1996年のトム・チャンフェンの白単ウィニー。
この当時のメタの中心は黒単《ネクロポーテンス/Necropotence》デッキだったのですが、このデッキはそれを徹底的に目の敵にした所謂ガンメタデッキ。
プロテクション(黒)の騎士が12体に基本的にアーティファクトに触れない黒単には殆どデメリットの無い《Phyrexian War Beast》まで投入されています。
後は、《天秤/Balance》または《ハルマゲドン/Armageddon》+《Zuran Orb》コンボと《土地税/Land Tax》+《Zuran Orb》コンボが入っています。
そして、黒以外のデッキと当たった時用の《臨機応変/Sleight of Mind》。ところがこのデッキ、青マナがまったく出ません。
これはデッキ登録時のミスで、本来ならば《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》×4が《平地/Plains》×4になってしまった為。
サイドの《アレンスンのオーラ/Arenson’s Aura》も半分しか機能せず、2枚目の《臨機応変/Sleight of Mind》を使えません。
それでも優勝したのは当時如何に《ネクロポーテンス/Necropotence》デッキが強かったかという事の証左なんですけれど。
因みにサイドは同系、赤単、《停滞/Stasis》+《吠えたける鉱山/Howling Mine》(敵は《ネクロポーテンス/Necropotence》デッキとするなら正解だった)対策をしていると思われます。
1995年のアレクサンダー・ブランケのデッキは黒白タッチ青のヒュプノタイザー(手札破壊デッキ)。
この頃からデッキ自体にもう少し改良の余地が有りそうに思えてきますが、当時はまだスリーパー(強さが知られてなかった)だった《ネクロポーテンス/Necropotence》が入っていません。
他にも枚数が微妙だったり、《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》は何故4枚じゃないのか?とか色々考えさせられて面白い。
あと、《土地税/Land Tax》+《Zuran Orb》コンボもこのデッキにも入ってます。
1994年、つまり最初の世界王者のザック・ドーランのデッキは制限カードの山のデッキ。
基本は《停滞/Stasis》に《宿命/Kismet》、《吠えたける鉱山/Howling Mine》、《セラの天使/Serra Angel》、《黒の万力/Black Vise》等相性の良いカードを詰め込んだの青白タッチ緑デッキ。
パワー9を筆頭に壊れたカードのオンパレードなのですが、何故緑がタッチされているのかがまったく不明。またもう少しカウンタを積んでも良いのではと思いたくなります。
特にサイドの《Floral Spuzzem》、《Diamond Valley》辺りはもっと良いカードがあるのではと突っ込みたくなる所。
当時のメタや記事がまったく見られないのが残念です。因みに一番疑問なのが《露天鉱床/Strip Mine》が何故4枚積まれていないのかと云う点。
そういうのを考えながら見ると非常に興味深いデッキリスト集でした。
県内MTGプレイヤのらいらいさんです。ヤフーオークションの話が中心になるそうです。
●今日のMTG話
タカラの公式サイト(http://mtg.takaratoys.co.jp/)にアップされている記事の「歴代世界王者スタンダードデッキ大全」が面白い。
以下はまずリンク先の記事を読んで貰った上での話。
1997年のヤコブ・スレマーの5色黒単以降はその年毎のメタの中心近くのデッキが優勝しているのですが、それ以前のデッキが相当に怪しい。
まず1996年のトム・チャンフェンの白単ウィニー。
この当時のメタの中心は黒単《ネクロポーテンス/Necropotence》デッキだったのですが、このデッキはそれを徹底的に目の敵にした所謂ガンメタデッキ。
プロテクション(黒)の騎士が12体に基本的にアーティファクトに触れない黒単には殆どデメリットの無い《Phyrexian War Beast》まで投入されています。
後は、《天秤/Balance》または《ハルマゲドン/Armageddon》+《Zuran Orb》コンボと《土地税/Land Tax》+《Zuran Orb》コンボが入っています。
そして、黒以外のデッキと当たった時用の《臨機応変/Sleight of Mind》。ところがこのデッキ、青マナがまったく出ません。
これはデッキ登録時のミスで、本来ならば《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》×4が《平地/Plains》×4になってしまった為。
サイドの《アレンスンのオーラ/Arenson’s Aura》も半分しか機能せず、2枚目の《臨機応変/Sleight of Mind》を使えません。
それでも優勝したのは当時如何に《ネクロポーテンス/Necropotence》デッキが強かったかという事の証左なんですけれど。
因みにサイドは同系、赤単、《停滞/Stasis》+《吠えたける鉱山/Howling Mine》(敵は《ネクロポーテンス/Necropotence》デッキとするなら正解だった)対策をしていると思われます。
1995年のアレクサンダー・ブランケのデッキは黒白タッチ青のヒュプノタイザー(手札破壊デッキ)。
この頃からデッキ自体にもう少し改良の余地が有りそうに思えてきますが、当時はまだスリーパー(強さが知られてなかった)だった《ネクロポーテンス/Necropotence》が入っていません。
他にも枚数が微妙だったり、《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》は何故4枚じゃないのか?とか色々考えさせられて面白い。
あと、《土地税/Land Tax》+《Zuran Orb》コンボもこのデッキにも入ってます。
1994年、つまり最初の世界王者のザック・ドーランのデッキは制限カードの山のデッキ。
基本は《停滞/Stasis》に《宿命/Kismet》、《吠えたける鉱山/Howling Mine》、《セラの天使/Serra Angel》、《黒の万力/Black Vise》等相性の良いカードを詰め込んだの青白タッチ緑デッキ。
パワー9を筆頭に壊れたカードのオンパレードなのですが、何故緑がタッチされているのかがまったく不明。またもう少しカウンタを積んでも良いのではと思いたくなります。
特にサイドの《Floral Spuzzem》、《Diamond Valley》辺りはもっと良いカードがあるのではと突っ込みたくなる所。
当時のメタや記事がまったく見られないのが残念です。因みに一番疑問なのが《露天鉱床/Strip Mine》が何故4枚積まれていないのかと云う点。
そういうのを考えながら見ると非常に興味深いデッキリスト集でした。
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