《Mox Jet》
2006年1月25日 探し物が見つからない。割と焦っています。後、相変わらずガソリンが高い。
●今日のヴィンテージ話
本日から2月12日の大会前日まで、色々とヴィンテージの話を書いていきたいと思います。
まずは現在のヴィンテージの現状から。
多くの大会で上位に入賞してくるのはコンボかコントロールで意外かもしれませんが一部を除きビートダウンデッキは好成績を収めていません。
これは、全てのデッキが各種《〜Mox》(0マナアンタップで出てくる《〜のダイアモンド/〜Diamond》)等にマナブーストする事により、ビートダウンに負けないスピードでコンボを決めたり、場のコントロールを掌握するからです。
それらのデッキが強い理由はまず《Force of Will》(青カード1枚リムーヴ、ペイ1ライフを代用コストにして打てる《対抗呪文/Counterspell》)の存在。更に全てのクリーチャーデッキを否定する《ドルイドの誓い/Oath of Druids》(しかも最近は《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》で自家発電します)。更に《Mishra’s Workshop》(アーティファクト呪文にしか使えない3マナが出る土地)からの凶悪アーティファクト軍(その最たるものは《三なる宝球/Trinisphere》と《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と《精神隷属器/Mindslaver》)。
特に《三なる宝球/Trinisphere》が1枚制限になる前は1ターン目《Mishra’s Workshop》からの《三なる宝球/Trinisphere》、2ターン目《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》、《露天鉱床/Strip Mine》の安直なロックが席巻しました(無論、可能性は低くなりましたが、現在でもこのロックは可能です)。
そんな訳で最近はControl SlavaryやらGiftsやらBazaar StaxやらOath(デッキ詳細はおいおい紹介して行きます)が大会上位を占めています。
しかし逆説的に云えばクリーチャーが警戒されていない訳で意外にヴィンテージのクリーチャーは死にません。
《Gorilla Shaman》(赤の1マナクリーチャー。能力は1XX:対象のアーティファクトを破壊。Xは対象のアーティファクトのマナコスト。0マナのアーティファクトの多いヴィンテージ環境ではとても強い。別名モックスモンキー)や《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》がのうのうと生き残って大暴れしたりします。
また、本来ならクリーチャーの弱い青を基盤とした青白または青緑のクリーチャーデッキがたまに上位に食い込む事もあります(青を基盤にしているのは無論、自分も《Force of Will》を積む為です)。
そんな訳でまずメタゲームの開始地点として、
○《Force of Will》は常に飛んでくる。
○アーティファクトが非常に強い。
○クリーチャーは意外に死なない。
が挙げられます。
今回はプロキシ無制限ですので、これがそのまま当てはまります。
さて、それでは実際現在どんなレシピのデッキが勝ち上がっているかについては・・・明日以降と云う事で(すいません、社会人は忙しいんですよ、本当は)。
●昨日のドラフト話
来月のヴィンテージ大会の打ち合わせにABSOLUTE ZEROさんに行ったら、WNDが人数不足でまだ開催されていませんでした。
結局自分が入っても6人ドラフトだったんですがラヴニカ×3のドラフトもこれが最後かなと思い、人数合わせとして参加する。
本当はボロスがやりたかったのですが、初手レアが《這い集め虫/Gleancrawler》。
流石にレアから。ハイブリットなので受けが広いし。
すると上から《黒焦げ/Char》。タッチでも入れられるので捕獲。
気が付くと何故か除去ばかり取って、黒赤と云う謎のピックをしている自分。
最終的にタッチ青か緑で迷って青に。時代を超先取りですが、まあこういうのもありかなあ。
デッキ(41)
土地 17
《島/Island》
《沼/Swamp》×6
《山/Mountain》×8
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
クリーチャー 16
1cc 4
《思考抜きの魔女/Thoughtpicker Witch》×2
《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin》×2
2cc 5
《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight》
《火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice》
《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute》
《隠れ潜む密通者/Lurking Informant》
《ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage》
3cc 2
《サディストの穴開け魔道士/Sadistic Augermage》×2
4cc 4
《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》
《ウォジェクの燃えさし魔道士/Wojek Embermage》
《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail》
《年季奉公の鈍愚/Indentured Oaf》
6cc 1
《這い集め虫/Gleancrawler》
呪文 8
2cc 3
《最後の喘ぎ/Last Gasp》
《焦熱の結末/Fiery Conclusion》×2
3cc 3
《黒焦げ/Char》
《恐慌の扇動/Incite Hysteria》
《いかさま師の刃/Grifter’s Blade》
5cc 2
《脳崩し/Brainspoil》
《浄化の光線/Cleansing Beam》
サイド(※は使用)
《ウォジェクの号笛/Wojek Siren》
《灰鱗のガリアル/Grayscaled Gharial》
《時間の把握/Telling Time》
《巻き込み/Convolute》
《地底街の影/Undercity Shade》
《引き裂かれた記憶/Shred Memory》※
《悪夢の虚空/Nightmare Void》※
《不死の断片/Strands of Undeath》※
《ゴブリンの火の悪鬼/Goblin Fire Fiend》
《経路変更/Reroute》
《燃えさしの雨/Rain of Embers》
《スマッシュ/Smash》※
《歪んだ世界/Warp World》
《ドライアドの愛撫/Dryad’s Caress》
《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot》
《ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm》
《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》
《当惑/Perplex》
《航海者の杖/Voyager Staff》※
結果は勝ち負け勝ちの2勝1敗で上2人が並んで(6人だと有り得る話ですな)、デュエル差で惜しくも2位。賞品が豪華で《湿った墓/Watery Grave》(1位は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》をピック)、《這い集め虫/Gleancrawler》、《倍増の季節/Doubling Season》を戴きました。
●今日のヴィンテージ話
本日から2月12日の大会前日まで、色々とヴィンテージの話を書いていきたいと思います。
まずは現在のヴィンテージの現状から。
多くの大会で上位に入賞してくるのはコンボかコントロールで意外かもしれませんが一部を除きビートダウンデッキは好成績を収めていません。
これは、全てのデッキが各種《〜Mox》(0マナアンタップで出てくる《〜のダイアモンド/〜Diamond》)等にマナブーストする事により、ビートダウンに負けないスピードでコンボを決めたり、場のコントロールを掌握するからです。
それらのデッキが強い理由はまず《Force of Will》(青カード1枚リムーヴ、ペイ1ライフを代用コストにして打てる《対抗呪文/Counterspell》)の存在。更に全てのクリーチャーデッキを否定する《ドルイドの誓い/Oath of Druids》(しかも最近は《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》で自家発電します)。更に《Mishra’s Workshop》(アーティファクト呪文にしか使えない3マナが出る土地)からの凶悪アーティファクト軍(その最たるものは《三なる宝球/Trinisphere》と《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と《精神隷属器/Mindslaver》)。
特に《三なる宝球/Trinisphere》が1枚制限になる前は1ターン目《Mishra’s Workshop》からの《三なる宝球/Trinisphere》、2ターン目《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》、《露天鉱床/Strip Mine》の安直なロックが席巻しました(無論、可能性は低くなりましたが、現在でもこのロックは可能です)。
そんな訳で最近はControl SlavaryやらGiftsやらBazaar StaxやらOath(デッキ詳細はおいおい紹介して行きます)が大会上位を占めています。
しかし逆説的に云えばクリーチャーが警戒されていない訳で意外にヴィンテージのクリーチャーは死にません。
《Gorilla Shaman》(赤の1マナクリーチャー。能力は1XX:対象のアーティファクトを破壊。Xは対象のアーティファクトのマナコスト。0マナのアーティファクトの多いヴィンテージ環境ではとても強い。別名モックスモンキー)や《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》がのうのうと生き残って大暴れしたりします。
また、本来ならクリーチャーの弱い青を基盤とした青白または青緑のクリーチャーデッキがたまに上位に食い込む事もあります(青を基盤にしているのは無論、自分も《Force of Will》を積む為です)。
そんな訳でまずメタゲームの開始地点として、
○《Force of Will》は常に飛んでくる。
○アーティファクトが非常に強い。
○クリーチャーは意外に死なない。
が挙げられます。
今回はプロキシ無制限ですので、これがそのまま当てはまります。
さて、それでは実際現在どんなレシピのデッキが勝ち上がっているかについては・・・明日以降と云う事で(すいません、社会人は忙しいんですよ、本当は)。
●昨日のドラフト話
来月のヴィンテージ大会の打ち合わせにABSOLUTE ZEROさんに行ったら、WNDが人数不足でまだ開催されていませんでした。
結局自分が入っても6人ドラフトだったんですがラヴニカ×3のドラフトもこれが最後かなと思い、人数合わせとして参加する。
本当はボロスがやりたかったのですが、初手レアが《這い集め虫/Gleancrawler》。
流石にレアから。ハイブリットなので受けが広いし。
すると上から《黒焦げ/Char》。タッチでも入れられるので捕獲。
気が付くと何故か除去ばかり取って、黒赤と云う謎のピックをしている自分。
最終的にタッチ青か緑で迷って青に。時代を超先取りですが、まあこういうのもありかなあ。
デッキ(41)
土地 17
《島/Island》
《沼/Swamp》×6
《山/Mountain》×8
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
クリーチャー 16
1cc 4
《思考抜きの魔女/Thoughtpicker Witch》×2
《戦松明のゴブリン/War-Torch Goblin》×2
2cc 5
《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight》
《火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice》
《売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute》
《隠れ潜む密通者/Lurking Informant》
《ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage》
3cc 2
《サディストの穴開け魔道士/Sadistic Augermage》×2
4cc 4
《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》
《ウォジェクの燃えさし魔道士/Wojek Embermage》
《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail》
《年季奉公の鈍愚/Indentured Oaf》
6cc 1
《這い集め虫/Gleancrawler》
呪文 8
2cc 3
《最後の喘ぎ/Last Gasp》
《焦熱の結末/Fiery Conclusion》×2
3cc 3
《黒焦げ/Char》
《恐慌の扇動/Incite Hysteria》
《いかさま師の刃/Grifter’s Blade》
5cc 2
《脳崩し/Brainspoil》
《浄化の光線/Cleansing Beam》
サイド(※は使用)
《ウォジェクの号笛/Wojek Siren》
《灰鱗のガリアル/Grayscaled Gharial》
《時間の把握/Telling Time》
《巻き込み/Convolute》
《地底街の影/Undercity Shade》
《引き裂かれた記憶/Shred Memory》※
《悪夢の虚空/Nightmare Void》※
《不死の断片/Strands of Undeath》※
《ゴブリンの火の悪鬼/Goblin Fire Fiend》
《経路変更/Reroute》
《燃えさしの雨/Rain of Embers》
《スマッシュ/Smash》※
《歪んだ世界/Warp World》
《ドライアドの愛撫/Dryad’s Caress》
《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot》
《ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm》
《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》
《当惑/Perplex》
《航海者の杖/Voyager Staff》※
結果は勝ち負け勝ちの2勝1敗で上2人が並んで(6人だと有り得る話ですな)、デュエル差で惜しくも2位。賞品が豪華で《湿った墓/Watery Grave》(1位は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》をピック)、《這い集め虫/Gleancrawler》、《倍増の季節/Doubling Season》を戴きました。
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