《Bazaar Of Baghdad》

2006年2月2日
●今日のヴィンテージ話

 今日は以前機会が有れば、と云っていたスタックスの亜種です。

 Robert VromanさんのBazaar Stax(※は制限カード、2005年10月30日開催のStarCityGames Power 9 Tournament tournament in Chicago, Illinois, United States優勝)

 デッキ(60)

 土地 21

 3×《山/Mountain》
 1×《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》※
 4×《蛮族のリング/Barbarian Ring》
 4×《Bazaar Of Baghdad》
 4×《Mishra’s Workshop》
 1×《露天鉱床/Strip Mine》※
 4×《不毛の大地/Wasteland》

 クリーチャー 9

 4×《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
 2×《Gorilla Shaman》
 1×《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
 2×《映し身人形/Duplicant》

 呪文 30

 1×《Wheel Of Fortune》※

 1×《Black Lotus》※
 1×《Mox Pearl》※
 1×《Mox Sapphire》※
 1×《Mox Jet》※
 1×《Mox Ruby》※
 1×《Mox Emerald》※
 1×《Mana Crypt》※
 1×《魔力の櫃/Mana Vault》※
 1×《Sol Ring》※
 3×《無のロッド/Null Rod》
 4×《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
 1×《三なる宝球/Trinisphere》※
 4×《煙突/Smokestack》
 4×《姥の仮面/Uba Mask》
 4×《虚空の杯/Chalice of the Void》

 サイド(15)
 
 2×《Maze Of Ith》
 4×《紅蓮破/Pyroblast》
 2×《石揺すりのシャーマン/Stoneshaker Shaman》
 3×《ヴィーアシーノの異端者/Viashino Heretic》
 2×《映し身人形/Duplicant》
 2×《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》

 日本では《姥の仮面/Uba Mask》スタックスとも云われているタイプです。
 普通のスタックスとの違いは《Bazaar Of Baghdad》と《姥の仮面/Uba Mask》の採用です。
 それに伴い、《からみつく鉄線/Tangle Wire》がよく抜けていることが多いです。
 また、このデッキでは《無のロッド/Null Rod》が(自分もマナアーティファクトを使っていながら)メインに採用されていますが普通はサイドに置かれている事の多いこのカードがメインなのは、当時〜現在のメタゲームによるものかと思われます。
 普通のスタックスと違う点がこのデッキの回転力を上げ、《姥の仮面/Uba Mask》が打ち消し呪文の入ったデッキに劇的に刺さります。
 一度、廻してみて判ったのですが、このデッキは今のヴィンテージで本当に強い。
 特に《姥の仮面/Uba Mask》と《虚空の杯/Chalice of the Void》があれば、《からみつく鉄線/Tangle Wire》は要らない感じです。
 また、《煙突/Smokestack》がナチュラルに環境にマッチしています。

 後、サイドで、変わったカードとして《石揺すりのシャーマン/Stoneshaker Shaman》がありますが、思っている以上の働きをします。
 こちらは当然メインでマナは使い切る事が殆どですから。
 個人的には《蛮族のリング/Barbarian Ring》は2〜3枚に抑えた方が良いかなと思ったくらいです。
 因みに使い方は要練習なのは毎度の事ですが、一応忠告。

 ああ、後、《Bazaar Of Baghdad》は土地ですがマナは出ません(あくまでドロー強化と墓地肥やしのカード)の注意。

●今日のお願い話

 こうして毎日12日の大会に向けて、毎日ヴィンテージ情報を更新していますが、予約状況が芳しくないです。
 今回は初めてヴィンテージに触る、または普段触っていない方向けのシステムになっていますので、興味がある方は友人同士等でお誘いあわせの上、ABSOLUTE ZEROに電話または店頭にて、是非予約されて下さいますようお願い致します。詳しい連絡先等はアイランドウォーカーさん(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/)を参照されて下さい。

●火曜日のドラフト話

 結果1勝2敗の6位。何だかギルドパクト入りのドラフトにまだ慣れていません。
 後、今後は暫く決め撃ちする事に断固決定。

 デッキ(41)

 土地 17

 《島/Island》×5
 《沼/Swamp》×8
 《山/Mountain》×2
 《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
 《グルールの芝地/Gruul Turf》

 クリーチャー 18

 1cc 2
 《思考抜きの魔女/Thoughtpicker Witch》×2
 2cc 5
 《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight》×3
 《ディミーアの浸透者/Dimir Infiltrator》
 《哀悼のスラル/Mourning Thrull》
 3cc 1
 《サディストの穴開け魔道士/Sadistic Augermage》
 4cc 5
 《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird》
 《松明ドレイク/Torch Drake》
 《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》
 《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail》
 《モロイ/Moroii》
 5cc 4
 《鐘塔のスフィンクス/Belltower Sphinx》
 《潮水の下僕/Tidewater Minion》
 
 《下水溜まり/Sewerdreg》

 呪文 6

 2cc 4
 《引き裂かれた記憶/Shred Memory》
 《すがりつく闇/Clinging Darkness》
 《焦熱の結末/Fiery Conclusion》
 《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
 3cc 2
 《強迫的な研究/Compulsive Research》
 《浸透者の魔法印/Infiltrator’s Magemark》

 サイド(※は使用)

 《取引の教会、オルゾヴァ/Orzhova, the Church of Deals》
 《月の祈祷/Benediction of Moons》
 《火花の結実/Seed Spark》
 《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
 《破れ翼のドレイク/Tattered Drake》※
 《記憶のきずな/Mnemonic Nexus》
 《万の眠り/Gigadrowse》×2※
 《停滞の監房/Stasis Cell》
 《腐食の雨/Caustic Rain》※
 《盲信のうねり/Surge of Zeal》
 《根の血族の同盟者/Root-Kin Ally》
 《瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler》
 《イゼットの時術師/Izzet Chronarch》※
 《森の悪霊の堕落者/Woodwraith Corrupter》
 《ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel》
 《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》
 《酷評/Castigate》
 《力の種/Seeds of Strength》
   
 見れば見る程に弱いデッキだなあ。反省。

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