《摘出/Extract》
2006年4月2日→Palluさんにブックマークしてもらいました。ありがとうございます。
●今日のヴィンテージ話
何やらアイランドウォーカーさんの他にも、アーカイブさんの大会情報(http://homepage2.nifty.com/BLUEBOX/archives-top.html)と→eromさんの日記(http://diarynote.jp/d/57840/20060326.html)でもバイオレンス杯の大会告知がされていて吃驚。
果たして県外から参加者が現れたりするんでしょうか(笑)?
さて、まず、前大会までの記事はアイランドウォーカーさんの「バイオレンス杯に向けて1〜9」(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/hama.htm)に纏められているので、それと前回の大会結果(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/06_02/06_02_12.html)を参考にされて下さい。
前回の参加者は12名。デッキ分布は、
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》(《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》型1名含む) 3名
《金属細工師/Metalworker》コンボ 2名
緑系ビートダウン(タッチ赤1名含む) 2名
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》コントロール 1名
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》コンボ 1名
2ランド《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》 1名
《食物連鎖/Food Chain》ゴブリン 1名
《停滞/Stasis》 1名
…と、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》以外は見事にバラエティに富んだ分布になりました。
今回は手前味噌になりますが、優勝して自分のデッキを分析したいと思います。
けんつよのGifts Control & Flame Vault(※は制限カード、京都金閣寺事件(笑)杯12人中優勝)
デッキ(60)
土地 15
2×《島/Island》
1×《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》※
2×《Underground Sea》
3×《Volcanic Island》
2×《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3×《汚染された三角州/Polluted Delta》
1×《Library of Alexandria》※
1×《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
クリーチャー 1
1×《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
呪文 44
1×《Ancestral Recall》※
4×《渦まく知識/Brainstorm》
1×《神秘の教示者/Mystical Tutor》※
1×《Time Walk》※
4×《Mana Drain》
4×《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
1×《修繕/Tinker》※
2×《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
4×《Force of Will》
1×《吸血の教示者/Vampiric Tutor》※
1×《伝国の玉璽/Imperial Seal》※
1×《Demonic Tutor》※
1×《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》※
1×《埋め合わせ/Recoup》
1×《燃え立つ願い/Burning Wish》※
1×《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》
1×《Black Lotus》※
1×《水蓮の花びら/Lotus Petal》※
1×《Mox Pearl》※
1×《Mox Sapphire》※
1×《Mox Jet》※
1×《Mox Ruby》※
1×《Mox Emerald》※
1×《Mana Crypt》※
1×《Sol Ring》※
1×《魔力の櫃/Mana Vault》※
1×《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
2×《真髄の針/Pithing Needle》
1×《Time Vault》
1×《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
サイド(15)
2×《無効/Annul》
1×《暗黒破/Darkblast》
2×《強迫/Duress》
1×《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3×《紅蓮破/Pyroblast》
1×《残響する破滅/Echoing Ruin》
1×《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1×《荒残/Rack and Ruin》
1×《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》
2×《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
基本はヴィンテージ版の《けちな贈り物/Gifts Ungiven》コントロールデッキに《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》+《Time Vault》コンボを組み込んだデッキです。
《Time Vault》(オラクルテキスト:Time Vaultはタップ状態で場に出る。Time Vaultはあなたのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。あなたの次のターンを飛ばす:Time Vaultをアンタップし、その上に時間(time)カウンターを1個置く。タップ,Time Vaultからすべての時間カウンターを取り除く:このターンに続いて追加の1ターンを行う。この能力は、Time Vaultの上に時間カウンターが置かれている場合にしかプレイできない)は本来ターンの前借りをするカードなのですが、自分自身の能力で繰り返しアンタップ出来る点を利用して、《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》とのコンボで無限ダメージを叩き出すのが基本的な勝ち筋。
2枚6マナコンボ(しかもパーツは1枚ずつしか入れていない)なのでコンボデッキの割りにスピードはそれ程速く有りませんが、基本的にはカウンターデッキでも有るので、コンボを決める為の阻害カードを打ち消したり、コンボ完成まで時間を稼ぐのは充分可能です。
また、万が一《真髄の針/Pithing Needle》や《無のロッド/Null Rod》等でコンボに対策されたり、スピードの速いデッキと当たったデッキとの対戦時の為に追加の勝ち手段として《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》が入っています。
そして、デッキのキーカードは《けちな贈り物/Gifts Ungiven》と《埋め合わせ/Recoup》です。
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で持ってくるのは基本的には(《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》、《埋め合わせ/Recoup》の2枚がまずほとんどの場合確定で、残りの2枚は、《修繕/Tinker》、《燃え立つ願い/Burning Wish》、《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》かマナソース若しくは打ち消し呪文等のその時必要なカードになります)。
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で何を持って来るかをマスター出来れば、まず動きは理解出来ると思います。
サイドは《燃え立つ願い/Burning Wish》用のサイドカードとして、《強迫/Duress》、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》、《残響する破滅/Echoing Ruin》、《紅蓮地獄/Pyroclasm》、《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》。
この内、《強迫/Duress》と《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》は場合によってサイドインする事も有ります。
《無効/Annul》は場に出ること自体がそもそもヤバいアーティファクトやエンチャント対策。
《暗黒破/Darkblast》は《Gorilla Shaman》、《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》やゴブリンデッキ等のタフネス1が多いデッキへの除去。
発掘付きなので《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で確実に手札に持ってこれるのが採用の決め手です。
場合によっては《仕組まれた疫病/Engineered Plague》の方が良いかもしれません。この辺は好みで。
一応使い方次第でタフネス2までは除去出来ます。
《紅蓮破/Pyroblast》は無論青対策。今回は3枚としましたが、2枚くらいでも良い気もしました。
《荒残/Rack and Ruin》は主にスタックス系のアーティファクトを並べるデッキ用。無論、普通のアーティファクト除去としても使います。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》は主にドラゴンや《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》や《永遠の証人/Eternal Witness》型の《ドルイドの誓い/Oath of Druids》対策。
無論、墓地を使い倒すデッキには投入します。出来れば3枚にしたかったのですが、スロットの都合上2枚に。
デッキの扱いは一度覚えてしまえば割りと簡単ですが、無論慣れるまでの練習は必須です。
因みにコンボパーツを各4枚積みしたフレイム・ヴァルトと云うヴァージョンも最近好成績を収めていますが、その辺は好みですね。
さて、ここからが本題。
けんつよは今の所、このデッキでバイオレンス杯に出る可能性が高いです(異動で他のデッキを調整している時間が取れなくなったので)。
そこで対策方法を教えておきます(馬鹿丸出しですが)。
基本的な対策方法としては、コンボに対しては素直に《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》スタックで《Time Vault》を割るのが無難なんですが、大概、アーティファクト対策しているデッキには《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》で殴り勝つ事が多いです。
なので、《道化の帽子/Jester’s Cap》や《摘出/Extract》、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で勝ちカードを抜いたり、意外に《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》がナチュラルに対策になったりします。
またカウンタで《Time Vault》と《修繕/Tinker》だけを狙い撃ちにするのも手です。余裕が有れば《けちな贈り物/Gifts Ungiven》は打ち消した方が良いでしょう。
後、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》からの《埋め合わせ/Recoup》が鍵なので、墓地対策が結構効いたりします。
冷静に対処すれば、結構弱点の多いデッキなので、自分のデッキで対策出来る部分の見極めが大事になるでしょう。
今日はこの辺で。
●今日のヴィンテージ話
何やらアイランドウォーカーさんの他にも、アーカイブさんの大会情報(http://homepage2.nifty.com/BLUEBOX/archives-top.html)と→eromさんの日記(http://diarynote.jp/d/57840/20060326.html)でもバイオレンス杯の大会告知がされていて吃驚。
果たして県外から参加者が現れたりするんでしょうか(笑)?
さて、まず、前大会までの記事はアイランドウォーカーさんの「バイオレンス杯に向けて1〜9」(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/hama.htm)に纏められているので、それと前回の大会結果(http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/06_02/06_02_12.html)を参考にされて下さい。
前回の参加者は12名。デッキ分布は、
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》(《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》型1名含む) 3名
《金属細工師/Metalworker》コンボ 2名
緑系ビートダウン(タッチ赤1名含む) 2名
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》コントロール 1名
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》コンボ 1名
2ランド《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》 1名
《食物連鎖/Food Chain》ゴブリン 1名
《停滞/Stasis》 1名
…と、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》以外は見事にバラエティに富んだ分布になりました。
今回は手前味噌になりますが、優勝して自分のデッキを分析したいと思います。
けんつよのGifts Control & Flame Vault(※は制限カード、京都金閣寺事件(笑)杯12人中優勝)
デッキ(60)
土地 15
2×《島/Island》
1×《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》※
2×《Underground Sea》
3×《Volcanic Island》
2×《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3×《汚染された三角州/Polluted Delta》
1×《Library of Alexandria》※
1×《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
クリーチャー 1
1×《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
呪文 44
1×《Ancestral Recall》※
4×《渦まく知識/Brainstorm》
1×《神秘の教示者/Mystical Tutor》※
1×《Time Walk》※
4×《Mana Drain》
4×《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
1×《修繕/Tinker》※
2×《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
4×《Force of Will》
1×《吸血の教示者/Vampiric Tutor》※
1×《伝国の玉璽/Imperial Seal》※
1×《Demonic Tutor》※
1×《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》※
1×《埋め合わせ/Recoup》
1×《燃え立つ願い/Burning Wish》※
1×《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》
1×《Black Lotus》※
1×《水蓮の花びら/Lotus Petal》※
1×《Mox Pearl》※
1×《Mox Sapphire》※
1×《Mox Jet》※
1×《Mox Ruby》※
1×《Mox Emerald》※
1×《Mana Crypt》※
1×《Sol Ring》※
1×《魔力の櫃/Mana Vault》※
1×《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
2×《真髄の針/Pithing Needle》
1×《Time Vault》
1×《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
サイド(15)
2×《無効/Annul》
1×《暗黒破/Darkblast》
2×《強迫/Duress》
1×《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3×《紅蓮破/Pyroblast》
1×《残響する破滅/Echoing Ruin》
1×《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1×《荒残/Rack and Ruin》
1×《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》
2×《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
基本はヴィンテージ版の《けちな贈り物/Gifts Ungiven》コントロールデッキに《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》+《Time Vault》コンボを組み込んだデッキです。
《Time Vault》(オラクルテキスト:Time Vaultはタップ状態で場に出る。Time Vaultはあなたのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。あなたの次のターンを飛ばす:Time Vaultをアンタップし、その上に時間(time)カウンターを1個置く。タップ,Time Vaultからすべての時間カウンターを取り除く:このターンに続いて追加の1ターンを行う。この能力は、Time Vaultの上に時間カウンターが置かれている場合にしかプレイできない)は本来ターンの前借りをするカードなのですが、自分自身の能力で繰り返しアンタップ出来る点を利用して、《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》とのコンボで無限ダメージを叩き出すのが基本的な勝ち筋。
2枚6マナコンボ(しかもパーツは1枚ずつしか入れていない)なのでコンボデッキの割りにスピードはそれ程速く有りませんが、基本的にはカウンターデッキでも有るので、コンボを決める為の阻害カードを打ち消したり、コンボ完成まで時間を稼ぐのは充分可能です。
また、万が一《真髄の針/Pithing Needle》や《無のロッド/Null Rod》等でコンボに対策されたり、スピードの速いデッキと当たったデッキとの対戦時の為に追加の勝ち手段として《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》が入っています。
そして、デッキのキーカードは《けちな贈り物/Gifts Ungiven》と《埋め合わせ/Recoup》です。
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で持ってくるのは基本的には(《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》、《埋め合わせ/Recoup》の2枚がまずほとんどの場合確定で、残りの2枚は、《修繕/Tinker》、《燃え立つ願い/Burning Wish》、《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》かマナソース若しくは打ち消し呪文等のその時必要なカードになります)。
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で何を持って来るかをマスター出来れば、まず動きは理解出来ると思います。
サイドは《燃え立つ願い/Burning Wish》用のサイドカードとして、《強迫/Duress》、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》、《残響する破滅/Echoing Ruin》、《紅蓮地獄/Pyroclasm》、《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》。
この内、《強迫/Duress》と《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》は場合によってサイドインする事も有ります。
《無効/Annul》は場に出ること自体がそもそもヤバいアーティファクトやエンチャント対策。
《暗黒破/Darkblast》は《Gorilla Shaman》、《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》やゴブリンデッキ等のタフネス1が多いデッキへの除去。
発掘付きなので《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で確実に手札に持ってこれるのが採用の決め手です。
場合によっては《仕組まれた疫病/Engineered Plague》の方が良いかもしれません。この辺は好みで。
一応使い方次第でタフネス2までは除去出来ます。
《紅蓮破/Pyroblast》は無論青対策。今回は3枚としましたが、2枚くらいでも良い気もしました。
《荒残/Rack and Ruin》は主にスタックス系のアーティファクトを並べるデッキ用。無論、普通のアーティファクト除去としても使います。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》は主にドラゴンや《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》や《永遠の証人/Eternal Witness》型の《ドルイドの誓い/Oath of Druids》対策。
無論、墓地を使い倒すデッキには投入します。出来れば3枚にしたかったのですが、スロットの都合上2枚に。
デッキの扱いは一度覚えてしまえば割りと簡単ですが、無論慣れるまでの練習は必須です。
因みにコンボパーツを各4枚積みしたフレイム・ヴァルトと云うヴァージョンも最近好成績を収めていますが、その辺は好みですね。
さて、ここからが本題。
けんつよは今の所、このデッキでバイオレンス杯に出る可能性が高いです(異動で他のデッキを調整している時間が取れなくなったので)。
そこで対策方法を教えておきます(馬鹿丸出しですが)。
基本的な対策方法としては、コンボに対しては素直に《炎の一斉攻撃/Flame Fusillade》スタックで《Time Vault》を割るのが無難なんですが、大概、アーティファクト対策しているデッキには《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》で殴り勝つ事が多いです。
なので、《道化の帽子/Jester’s Cap》や《摘出/Extract》、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で勝ちカードを抜いたり、意外に《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》がナチュラルに対策になったりします。
またカウンタで《Time Vault》と《修繕/Tinker》だけを狙い撃ちにするのも手です。余裕が有れば《けちな贈り物/Gifts Ungiven》は打ち消した方が良いでしょう。
後、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》からの《埋め合わせ/Recoup》が鍵なので、墓地対策が結構効いたりします。
冷静に対処すれば、結構弱点の多いデッキなので、自分のデッキで対策出来る部分の見極めが大事になるでしょう。
今日はこの辺で。
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