《Sinkhole》

2006年7月2日
→toriさんにブックマークして貰いました。ありがとうございます。

●今日のレガシー話

 今日はメタゲームの一角である黒白《闇の腹心/Dark Confidant》デッキを紹介します。
 このデッキが有名になったのは、2005年のGPフィラデルフィアでクリス・ピキュラが使って以降。
 その後の大会でベスト8の常連になりますが、基本は変わっていません。そんな訳で今日は原型を紹介(クリス・ピキュラが個人的に好きなので)。

 Chris PikulaさんのRogue Deadguy Ale: A Homebrew(BW Confidant)(2005年11月12〜13日開催のGP Philadelphia 05、準優勝)

 デッキ(60)

 土地 23

 10×《沼/Swamp》
 4×《Scrubland》
 1×《汚れた原野/Tainted Field》
 4×《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
 4×《不毛の大地/Wasteland》

 クリーチャー 11

 4×《闇の腹心/Dark Confidant》
 3×《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》
 4×《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》

 呪文 26

 4×《暗黒の儀式/Dark Ritual》
 4×《強迫/Duress》
 2×《呪われた巻物/Cursed Scroll》
 4×《Hymn to Tourach》
 4×《Sinkhole》
 2×《ジェラードの評決/Gerrard’s Verdict》
 2×《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
 4×《名誉回復/Vindicate》

 サイド(15)

 4×《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
 2×《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》
 2×《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
 2×《暗黒破/Darkblast》
 3×《真髄の針/Pithing Needle》
 2×《仕組まれた疫病/Engineered Plague》

 当初から良く練り込まれており、現在もメタゲームでメイン・サイドが微妙に入れ替わる程度で繰り返しになりますが基本は同じです。
 動きとしては中速のボードコントロールデッキです。
 とは云え、《暗黒の儀式/Dark Ritual》が採用されているので、1ターン目から《暗黒の儀式/Dark Ritual》→《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》の所謂A定食パターンもあります。
 普通は《強迫/Duress》辺りから入って、手札に干渉しつつ、《Sinkhole》、《名誉回復/Vindicate》、《不毛の大地/Wasteland》等でマナを拘束し、《闇の腹心/Dark Confidant》で息切れを防止しつつ、場を掌握するのが勝ちパターンです。
 不自由と思われがちな黒いデッキにも関わらず、どんなマッチアップでも柔軟に対処出来るのが長所と云えるでしょう。
 クリーチャーデッキが多いと思われるなら、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《もぎとり/Mutilate》をメインに投入したり、サイドに《非業の死/Perish》や《美徳の喪失/Virtue’s Ruin》(ポータル収録の対白《非業の死/Perish》)、追加の除去を入れるのも有りでしょう。
 またコントロールやコンボが多いなら、追加の手札破壊や土地破壊を入れるのも有りです。

 比較的カスタマイズし易く、《Sinkhole》以外は入手も容易なので、どこかで個性を出したい黒好きな方にお薦めです。

●今日の取引話

 概ね上手く話が進んでいて満足。

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