23日の「運命の逆転杯(レガシー大会)」への参加、お待ちしております(重ねがさねになりますが毎日宣伝しますよ)。
 前もって予約していただけるとだいたいの参加人数が予想出来て、賞品の準備の関係上、大変ありがたいです。無論当日参加も大歓迎です。

 今日はドラフトに行ってきました。詳しくは明日にでも。 

●今日のレガシー話

 さて、今日から運命の逆転杯に向けたデッキ紹介やその他の情報を大会の前日まで極力連日更新していきます。
 因みに禁止カード一覧は、アイランドウォーカーさんの以下リンク先を参照して下さい。

 http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/hama/other/legacy1.htm

 初回に当たる今回は、前回の最強超人決定杯で紹介しきれなかったデッキを探したのですが、多少、古い情報が多く、コールドスナップ対応のデッキは見つけきれませんでした。
 そもそもレガシーのデッキで入るコールドスナップのカードってあるのか?って話ですが、可能性のあるカードを幾つか紹介してみたいと思います。

 ○《占術の岩床/Scrying Sheets》
 
 微妙ですが、赤単バーン等で土地を全て《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》に変えれば一応のドロー強化にはなるかも。
 でもぶっちゃけこれを入れるくらいなら《不毛の大地/Wasteland》や《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea》辺りを入れた方が良いですね。すいません。

 ○《ロノムの口/Mouth of Ronom》

 土地且つ無色のクリーチャー除去として、どうでしょうか?
 でもやっぱりこれを入れるくらいなら(以下省略)。すいません。

 ○《相殺/Counterbalance》

 これはお薦め。入るデッキとしては《渦まく知識/Brainstorm》や《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》等のカードでライヴラリトップを操作出来る青いデッキ。
 特にレガシー環境はマナ域が低マナ域に寄りがちなので、使えるのでは?
 個人的にはスレッショルド辺りに1、2枚挿しておくと、《予報/Predict》ともコンボになり良いのではと思います。
 スレッショルドで出るつもりの方は是非ご一考下さい。

 ○《死の印/Deathmark》

 1マナと云う軽さが売りの新たな黒系デッキのサイドカード。ただ無難に《美徳の喪失/Virtue’s Ruin》(ポータル収録の対白《非業の死/Perish》)や《非業の死/Perish》が無難ですかねえ。
 自分が白や緑のクリーチャーを使っている黒系なら選択としてあるかも。

 ○《灰の殉教者/Martyr of Ashes》

 クリーチャー兼全体除去。本体にダメージが行かないのが残念ですが、赤へヴィのデッキなら《紅蓮地獄/Pyroclasm》の代わりに検討してみても良いのでは?
 ちょっと推せる自信は無いですが。

 ○《忍び寄るイエティ/Stalking Yeti》

 総じてクリーチャーのタフネスの低いレガシー環境では《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》とその座を争えるかも。
 このカードの利点は2/3までなら一方的に除去出来る点(例えば《密林の猿人/Kird Ape》や条件を満たした《スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite》)とマナは喰うものの繰り返し利用出来る点。
 逆に欠点はタフネス4が除去出来ない点と赤マナが2つ必要な点、またCIP能力スタックで除去されるとフィズってしまう点。
 さて、検討に値するのでしょうか?一応選択肢として。 

 ○《氷結地獄/Cryoclasm》

 ナイスサイドカード。ダメージが3点入るので例えば《ミシュラのアンク/Ankh of Mishra》バーンのサイドとかに入れてみても良いのでは?
 それ以外にも土地破壊としては優秀な部類に入ると思います。

 ○《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot》

 無色の3マナ3/4は結構なコストパフォーマンス。通常にアンタップしないデメリットも基本地形を氷雪基本地形に変えれば擬似警戒持ちに。
 特にタフネス4と云う所がレガシーで使われている除去の《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《火炎破/Fireblast》とアーティファクト破壊以外ではカード1枚で除去されないのが高ポイント。
 適当な軽量ブロッカーに困っているデッキでは検討の余地があるかも? 

 とまあ、こんなものでしょうか?

●今日のレガシー話その2

 一応デッキも紹介しようと。今日は前回大会後に台頭してきたフェアリーストンピィ。

 Cody MannionさんのFaerie Stompy(2006年9月10日開催のMiscellaneous tournament in Stratford, Connecticut, United States、4位)

 デッキ(60)

 土地 16

 5×《島/Island》
 1×《教議会の座席/Seat of the Synod》
 1×《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
 1×《汚染された三角州/Polluted Delta》
 4×《古えの墳墓/Ancient Tomb》
 4×《裏切り者の都/City of Traitors》
 
 クリーチャー 18
  
 4×《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》
 3×《粗石の魔道士/Trinket Mage》
 4×《Serendib Efreet》
 4×《海のドレイク/Sea Drake》
 3×《巨大戦車/Juggernaut》

 呪文 26

 4×《金属モックス/Chrome Mox》
 1×《呪われた巻物/Cursed Scroll》
 2×《真髄の針/Pithing Needle》
 2×《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
 2×《Psionic Blast》
 3×《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
 4×《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
 4×《Force Of Will》
 4×《虚空の杯/Chalice of the Void》

 サイド(15)

 4×《青霊破/Blue Elemental Blast》
 1×《Psionic Blast》
 3×《誤った指図/Misdirection》
 2×《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
 1×《真髄の針/Pithing Needle》
 1×《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
 3×《三なる宝球/Trinisphere》

 動きとしてはマナブーストからファッティ(《Serendib Efreet》、《海のドレイク/Sea Drake》、《巨大戦車/Juggernaut》)を1〜2ターン目に召還して、更に装備品で強化して速攻で殴りきるデッキです。
 妨害手段は《呪われた巻物/Cursed Scroll》、《Psionic Blast》(青い《黒焦げ/Char》)、《Force of Will》。後、《粗石の魔道士/Trinket Mage》を採用して銀の弾丸戦略も取っています。
 一応カテゴリ的にはクロックパーミッションになるのでしょうか?

 因みに《海のドレイク/Sea Drake》はポータル2収録のアンコモンで、テキストは以下の通り。
 
 《海のドレイク/Sea Drake》 青2
 クリーチャー ― ドレイク(Drake)
 飛行
 海のドレイクが場に出たとき、あなたがコントロールする土地2つを対象とし、それらをそのオーナーの手札に戻す。
 4/3

 因みに土地が1枚だけなら対象不適切で1枚も戻さずに良い(対象が無ければ、生け贄に捧げるとはどこにも書いていない)ので1ターン目《金属モックス/Chrome Mox》、2マナ土地からこれをプレイすることも可能です。
 次のターンに《Serendib Efreet》か《巨大戦車/Juggernaut》ってパターンがブン廻りですね。
 カードが揃え辛いデッキではありますが、今回の大会は代用オッケーなので、気に入った方は是非一度廻してみて下さい。

コメント

HAMA研の主水(もんど)
主任@HAMA研
2006年9月13日0:46

海のドレイクなんですが、場に出たときに土地を2つ対象とするって書いてあるので1枚しかない状態なら適正に対象を取ることができないので結果土地を戻さずに済むと思います。

電話をもらったとき起き抜けで寝ぼけてました。
スイマセン。

けんつよ
けんつよ
2006年9月14日19:26

>情報ありがとう。間違った情報を流してしまいました。今は訂正してありますが。

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