《マナ結合/Manabond》

2006年9月14日
 23日の「運命の逆転杯(レガシー大会)」への参加、お待ちしております(重ねがさねになりますが毎日宣伝しますよ)。
 前もって予約していただけるとだいたいの参加人数が予想出来て、賞品の準備の関係上、大変ありがたいです。無論当日参加も大歓迎です。 

 仕事が破滅的な忙しさです。今週は土日も休日出勤です。
 先週の内にレガシーの記事を少しでも書き溜めておいて良かった〜。

●今日のレガシー話

 ※ウェブにアクセス出来ない大会参加予定のお友達が居られましたら、是非情報をシェアしてあげて下さるようお願い致します。
 ※効果が判らないカードはWisdom Guildさん(http://www.wisdom-guild.net/)で検索(トップ画面左上のカードサーチから)して下さいね。

 今日紹介するのは大会で優勝するや否やレガシー業界内では話題を攫ったランドデッキです。
 まずはレシピを。
 
 Sascha Thomsenさんの43 Land2006年8月13日開催のMiscellaneous tournament in Aschaffenburg, Germany、優勝)

 デッキ(60)

 土地 43

 1×《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
 2×《蛮族のリング/Barbarian Ring》
 1×《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
 2×《滑りやすいカルスト/Slippery Karst》
 2×《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
 3×《樹上の村/Treetop Village》
 3×《Savannah》
 4×《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
 4×《Taiga》 
 4×《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
 3×《ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery》
 4×《リシャーダの港/Rishadan Port》
 4×《不毛の大地/Wasteland》
 4×《Maze Of Ith》
 2×《The Tabernacle At Pendrell Vale》

 クリーチャー 0

 呪文 17

 4×《踏査/Exploration》
 4×《マナ結合/Manabond》
 4×《壌土からの生命/Life from the Loam》
 3×《根囲い/Mulch》
 2×《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》

 サイド(15)

 4×《Zuran Orb》
 3×《紅蓮地獄/Pyroclasm》
 2×《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》
 3×《ハルマゲドン/Armageddon》
 3×《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》

 デッキ名の通り実に43枚も投入された土地、土地、土地。
 フィニッシャはクリーチャー化する10枚と2枚の《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》のみ。
 動きとしては1ターン目に《マナ結合/Manabond》か《踏査/Exploration》を張り、圧倒的なマナブーストをする。
 そして、《リシャーダの港/Rishadan Port》、《不毛の大地/Wasteland》、《The Tabernacle At Pendrell Vale》で相手のマナを縛りつつ高速で殴りきる。
 また、《マナ結合/Manabond》、《壌土からの生命/Life from the Loam》の発掘、《根囲い/Mulch》で落ちた《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》を高速召還したりもする。
 特に《壌土からの生命/Life from the Loam》は《不毛の大地/Wasteland》やサイクリングランド、除去されたクリーチャー化する土地を循環して、マナ拘束したり、ドローを進めたりとキーカードの一つである。
 しかし、もっとも初手に来て欲しいのは《マナ結合/Manabond》、《壌土からの生命/Life from the Loam》、《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》1枚に緑マナ発生源1枚を含む土地4枚。
 これなら2ターン目に6/6クリーチャーが降臨する事になり、もっとも早いクロックが掛けられる。
 それでも、土地に困る事はまず無いし、ブン廻りした時の爽快感は堪らないものがあるので、コンボデッキ好きには面白いデッキだと思います。
 因みにクリーチャー対策土地で《蛮族のリング/Barbarian Ring》、《Maze of Ith》、《The Tabernacle At Pendrell Vale》の3種。

 因みに古いカードの2枚のテキストは以下の通り。

 《Maze of Ith》

 土地
 タップ:攻撃クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。このターン、そのクリーチャーが与える戦闘ダメージと、そのクリーチャーに与えられる戦闘ダメージを0に軽減する。

 《The Tabernacle At Pendrell Vale》
 
 伝説の土地
 すべてのクリーチャーは以下の能力を持つ。「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わない限り、このクリーチャーを生け贄に捧げる」

 サイドはダメージデッキ対策の《Zuran Orb》(これも《壌土からの生命/Life from the Loam》と相性が良いです)。
 全体軽量クリーチャー除去の《紅蓮地獄/Pyroclasm》と万能パーマネント除去の《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》。
 そして、コンボデッキやカウンターデッキ対策と思われる《ハルマゲドン/Armageddon》(これは《The Tabernacle At Pendrell Vale》と相性が良いですし、《壌土からの生命/Life from the Loam》で自分は回復出来るので問題無し)。
 後、墓地対策兼ライブラリ破壊(環境の有力デッキの一つの《High Tide》デッキ)対策の《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》。
 
 弱点は普通の土地しか引かないと云う逆土地事故の可能性が高い点と、特殊地形しか入っていないので、《基本に帰れ/Back to Basics》や《血染めの月/Blood Moon》のエンチャントや《発展の代価/Price of Progress》に弱い所。
 エンチャント2種に対してはサイドの《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》で対処する事が出来ますが、《発展の代価/Price of Progress》は《Zuran Orb》が張れて無いと即死まで有ります。
 後、《ミシュラのアンク/Ankh of Mishra》も序盤に張られると結構キツいです(《マナ結合/Manabond》や《踏査/Exploration》である程度マナを展開した後ならそれ程怖く有りませんが)。

 今日のレガシー話はこの辺で。

●今日のMTG話

 タカラトミーのMTG公式サイトの鍛治 友浩さんの「カジのデッキが出来るまで」が秀逸。是非一読を。

 http://mtg.takaratomy.co.jp/

 しかし、社会人はMTGにかけられる時間が少ないので、このデッキを発想出来るのって凄いな、と素直に尊敬すると同時に調整時間が取れるのって羨ましいな、と思ったりしました。

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