23日の「運命の逆転杯(レガシー大会)」への参加、お待ちしております(重ねがさねになりますが毎日宣伝しますよ)。
 前もって予約していただけるとだいたいの参加人数が予想出来て、賞品の準備の関係上、大変ありがたいです。無論当日参加も大歓迎です。 

 ※一昨日の日記で一部誤りがありましたので訂正致しました(今回、こういうの多いな。反省)。

→がたおさんにブックマークしてもらいました。ありがとうございます(ブックマークは大歓迎です、相互リンクするとその方の日記が巡回出来る様になるので)。

 今日はしんどかった。明日は休み。
 
●今日のレガシー話

 ※ウェブにアクセス出来ない大会参加予定のお友達が居られましたら、是非情報をシェアしてあげて下さるようお願い致します。
 ※効果が判らないカードはWisdom Guildさん(http://www.wisdom-guild.net/)で検索(トップ画面左上のカードサーチから)して下さいね。

 今日は前回大会後に出てきたストームデッキの紹介です。 

 Ben RobertsさんのIGGy Pop(2006年8月13日開催のWorld Championships tournament in Indianapolis, Indiana, United States、5位)

 デッキ(60)

 土地 15

 3×《島/Island》
 2×《沼/Swamp》
 3×《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
 2×《Underground Sea》
 4×《汚染された三角州/Polluted Delta》
 1×《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
 
 クリーチャー 0

 呪文 45

 4×《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
 4×《水蓮の花びら/Lotus Petal》
 4×《渦まく知識/Brainstorm》
 3×《留意/Mental Note》
 3×《神秘の教示者/Mystical Tutor》
 4×《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
 4×《暗黒の儀式/Dark Ritual》
 1×《残響する真実/Echoing Truth》
 4×《冥府の教示者/Infernal Tutor》
 3×《防御の光網/Defense Grid》
 2×《直観/Intuition》
 4×《不正利得/Ill-Gotten Gains》
 1×《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
 4×《虚空の力線/Leyline of the Void》 

 サイド(15)

 3×《金属モックス/Chrome Mox》
 2×《残響する真実/Echoing Truth》
 2×《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
 1×《防御の光網/Defense Grid》
 3×《虐殺/Massacre》
 1×《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
 3×《誤った指図/Misdirection》

 昨日に引き続き《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》を使ったコンボデッキです。
 こちらの勝ち手段は《苦悶の触手/Tendrils of Agony》1枚のみ。

 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》、《水蓮の花びら/Lotus Petal》、《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》、《暗黒の儀式/Dark Ritual》等でマナブーストしつつ、充分な数のストームを稼いで、《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で勝つと云うのは、ヴィンテージのグリム・ロングと感覚的には一緒。
 ただ、使えるカードプールが違うので当然構成も異なります。
 まず、キーカードは《不正利得/Ill-Gotten Gains》。これで、使い切ったマナソースや必要なカードを再利用します。
 他にコンボパーツをかき集めるカードとして《渦まく知識/Brainstorm》と《留意/Mental Note》(これは墓地が肥やせる為、《不正利得/Ill-Gotten Gains》や《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》と相性が良いです)と《神秘の教示者/Mystical Tutor》、《冥府の教示者/Infernal Tutor》(特に《不正利得/Ill-Gotten Gains》や《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》で一度手札を減らした後は暴勇モードでプレイし易くなるので結構便利)、《直観/Intuition》。
 とりあえずコンボのスピードのみを追及して有る為、相手への阻害手段はメインでは対カウンター対策の《防御の光網/Defense Grid》3枚のみ。クリーチャー対策はメインでは、まったく無し。 
 また、メインで《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《苦悶の触手/Tendrils of Agony》が禁止された時は緊急避難カードとして《残響する真実/Echoing Truth》が1枚挿してありますがあくまで保険。
 基本的には「やられる前にやる」方向性のデッキ。
 個人的に廻してみた感想としてはちょっと不安定が否めない印象。非常にプレイングに慣れるまでが難しい部類に入るデッキだと思います。
 単に自分のプレイングがヘボいだけかもしれませんが。
 ただ、コンボスピードでは結果を出しているデッキでは随一なんじゃないでしょうか(実はレガシーでも理論上1ターンキルが可能なデッキが幾つか有ります)。
 後、メインに4枚入っている《虚空の力線/Leyline of the Void》は墓地対策と云う側面よりも《不正利得/Ill-Gotten Gains》で自分だけ得する為に入っていると思われます(無論、最近のメタとして墓地を悪用するデッキが増えてきているようなので、それもあると思いますが)。
 
 サイドでは追加のマナソースの《金属モックス/Chrome Mox》、致命的なパーマネントへの対策としての《残響する真実/Echoing Truth》、相手のアーティファクト(例えば《虚空の杯/Chalice of the Void》とか)を戻したり、自分を対象にしてストーム数を稼げる《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》、クリーチャー対策として《虐殺/Massacre》(恐らく苦手な《翻弄する魔道士/Meddling Mage》を使う相手にマナを使わずプレイ出来る為、これにしたと思われます。ただ《蔓延/Infest》でも良い気もしますが)。
 後はカウンターデッキやバーンデッキ対策の《誤った指図/Misdirection》と追加の《防御の光網/Defense Grid》と《苦悶の触手/Tendrils of Agony》。 
 それぞれ用途は判り易いかと思います。

 弱点は墓地対策(特に同キャラ戦での《虚空の力線/Leyline of the Void》)や《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》、《もみ消し/Stifle》等でしょうか。
 後、《虚空の杯/Chalice of the Void》や《翻弄する魔道士/Meddling Mage》もかなり辛いです。

 まあ、最近のレガシー業界で流行っているデッキとして紹介しました。

 一応、追記しておきますが、《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》の最新テキストは以下の通り。

 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》 0
 アーティファクト
 ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる,あなたの手札を捨てる:あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ3点を加える。この能力は、あなたがインスタントをプレイできるときにしかプレイできない。
 
 このマナを充てて呪文をプレイする事はできません。一番良いタイミングは《不正利得/Ill-Gotten Gains》プレイスタックでマナを出しておく事です。
 一応、今のオラクルではそう解釈出来るので要注意(もしかしたら間違っているかもしれませんが自分はそう解釈しています)。

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