出汁を巡る冒険・その2
2009年8月6日 連載 コメント (1) ふと気がつくとペットボトル一杯の出汁を持って、またこの路地に出てしまった。
どうしてこんな事になったのかは判らないが、一刻も早くこの出汁を届けなければならないのは確かだ。
あまりの暑さに出汁を飲みたくなる欲求を何とか堪えながらてくてくと歩く。
俺はただこの出汁を使った蕎麦を啜りたかっただけだと云うのに。
いや、いつまでも一介の見学者でいるつもりではなかったと云う気持ちも何処かにあった。
だからこそ今日は必死になって取った出汁を持ってこうして歩いているのだ。
だが、暑い。いっその事、もう出汁を飲み干してしまえたらどんなに楽だろう。
だらだらと長い坂を登りながら、蕎麦屋を探すが、あるのは呑み屋ばかりで蕎麦屋は見当たらない。
仕方が無いので、通りがかりの人に、
「すいません、この出汁で蕎麦を喰べたいのですが、この辺に蕎麦屋はありませんか?」
と尋ねると、その人は悪いものでも見たかの様に足早に去ってしまった。
それにしても喉が渇く。
出汁を飲み干したい欲求を堪えながら、
「夏本番!やっぱり生ビール!」
と書かれた看板を横目に呑み屋の並ぶ長い坂をてくてくと歩く。
以下次回。
●最近のけんつよ話
基本的には死んでます。すっかりMTGもしていないので、多少路線変更した日記になってますが、大丈夫、僕は元気です。
ええっと、暫く訳の判らない文字列が更新されていくと思いますが、某人物からの依頼によるものです。ええ、大丈夫です。
目指すのは、新感覚ライトノヴェルです。
ライトノヴェルは読んだ事が有りませんが、大丈夫、僕は元気です。
それでは。
どうしてこんな事になったのかは判らないが、一刻も早くこの出汁を届けなければならないのは確かだ。
あまりの暑さに出汁を飲みたくなる欲求を何とか堪えながらてくてくと歩く。
俺はただこの出汁を使った蕎麦を啜りたかっただけだと云うのに。
いや、いつまでも一介の見学者でいるつもりではなかったと云う気持ちも何処かにあった。
だからこそ今日は必死になって取った出汁を持ってこうして歩いているのだ。
だが、暑い。いっその事、もう出汁を飲み干してしまえたらどんなに楽だろう。
だらだらと長い坂を登りながら、蕎麦屋を探すが、あるのは呑み屋ばかりで蕎麦屋は見当たらない。
仕方が無いので、通りがかりの人に、
「すいません、この出汁で蕎麦を喰べたいのですが、この辺に蕎麦屋はありませんか?」
と尋ねると、その人は悪いものでも見たかの様に足早に去ってしまった。
それにしても喉が渇く。
出汁を飲み干したい欲求を堪えながら、
「夏本番!やっぱり生ビール!」
と書かれた看板を横目に呑み屋の並ぶ長い坂をてくてくと歩く。
以下次回。
●最近のけんつよ話
基本的には死んでます。すっかりMTGもしていないので、多少路線変更した日記になってますが、大丈夫、僕は元気です。
ええっと、暫く訳の判らない文字列が更新されていくと思いますが、某人物からの依頼によるものです。ええ、大丈夫です。
目指すのは、新感覚ライトノヴェルです。
ライトノヴェルは読んだ事が有りませんが、大丈夫、僕は元気です。
それでは。
コメント
一人で聞くにはもったいないと思い依頼してしまいました。
更新楽しみにしています。