出汁を巡る冒険・その16
2009年8月17日 連載 「だからさあ、お前こんな出汁取ってきてどうする訳よ」
案の定、机が机に出汁を叩きつけながら、半ば呆れ気味に云う。
「はあ、しかしあの方に「萌え出汁」を取らせる事自体に無理があるんですよ。ですから企画自体がですね・・・」
「そこをなんとかするのがお前の仕事だろうがっ!」
言い訳する俺を遮って、机が机を叩きながら怒鳴りつける。
「まあ良い。絵師の方はルート開拓出来てるんだろうな」
「はあ」
「どっちなんだっ」
「・・・多少難航してますが、こちらは必ず何とかします。ただ相手が「剣聖」と聞くと何故だか尻込みしてしまうので」
「ちっ、「剣聖」なんて、耄碌した「錆びた人斬り包丁」に過ぎんのにな。実際老害だよ」
机は自分も多少錆びている事を棚に上げてそう云う。
まあ、概ねは同感なのだが。
しかし、俺も昔は敏腕と云われていたが、ちょっとしたトラブルから花形の部署を離れ、この「出汁班」に異動させられた頃から情熱を失っているのは確かだ。
「もう、その16か・・・。いつまでやれば良いんだろうな」
机にも剣聖にも口が適わない出汁取りか。俺は件の弁の立つセミナーの事が気になっていた。
以下次回。
●今日のけんつよ話
夕方、ゴロゴロしていて気がついたら寝てた。相方の「晩飯に食べたの」の声に漸く目が覚めました。
「錆びた人斬り包丁」、おじいちゃんのけんつよです。
しかし、実際いつまでこれで引っ張るつもりなんでしょうか。
さて、昨日のドラフト。初手、《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》と《火の玉/Fireball》の二択。
色々考えてこの環境の白の強さを考慮して《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》。
この時点では2、3手目の時点では白黒、白緑を意識してました。
しかし、何故か出来たのは黒単(笑)。
デッキ(40)
土地(17)
17《沼/Swamp》
クリーチャー(13)
3cc 8
2《立ちはだかる影/Looming Shade》
《骨の壁/Wall of Bone》
《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat》
2《戦慄の魔術使い/Dread Warlock》
《吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat》
《出征路のグール/Warpath Ghoul》
4cc 3
《グレイブディガー/Gravedigger》
2《沼の悪霊/Bog Wraith》
5cc 1
《ゾンビの大巨人/Zombie Goliath》
6cc 1
《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》
呪文(10)
1cc 2
2《死の印/Deathmark》
2cc 1
《血の署名/Sign in Blood》
3cc 1
《暗殺/Assassinate》
4cc 4
《魔性の教示者/Diabolic Tutor》
2《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
《破滅のロッド/Rod of Ruin》
5cc 1
《墓場からの復活/Rise from the Grave》
Xcc 1
《思考の粉砕/Mind Shatter》
サイド(※は使用)
《アンデッドを屠る者/Undead Slayer》
《破門/Excommunicate》
《真面目な捧げ物/Solemn Offering》
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
《鎧をまとった上昇/Armored Ascension》
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》
《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk》
《見紛う蜃気楼/Convincing Mirage》
《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》
《出征路のグール/Warpath Ghoul》※
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar》
《石巨人/Stone Giant》
《稲妻の精霊/Lightning Elemental》
《稲妻/Lightning Bolt》
2《炎のブレス/Firebreathing》
《口を開く地割れ/Yawning Fissure》
《尊き一角獣/Prized Unicorn》
《棘茨の忍び寄るもの/Bramble Creeper》
《暴走するサイ/Stampeding Rhino》
《平地/Plains》
《島/Island》
《沼/Swamp》※
まあ動きがもっさりしてるのは仕方ないのですが、上家の青赤タッチ黒と下の赤緑に《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》を3枚抑えられているのが痛かった。
《夜の子/Child of Night》もギリギリの分岐点でスルー1枚したきりだったし。
結果は2勝1敗でした。
それでも、まあ、レアピックはかなり豪華だったので良かったんじゃないでしょうか。
案の定、机が机に出汁を叩きつけながら、半ば呆れ気味に云う。
「はあ、しかしあの方に「萌え出汁」を取らせる事自体に無理があるんですよ。ですから企画自体がですね・・・」
「そこをなんとかするのがお前の仕事だろうがっ!」
言い訳する俺を遮って、机が机を叩きながら怒鳴りつける。
「まあ良い。絵師の方はルート開拓出来てるんだろうな」
「はあ」
「どっちなんだっ」
「・・・多少難航してますが、こちらは必ず何とかします。ただ相手が「剣聖」と聞くと何故だか尻込みしてしまうので」
「ちっ、「剣聖」なんて、耄碌した「錆びた人斬り包丁」に過ぎんのにな。実際老害だよ」
机は自分も多少錆びている事を棚に上げてそう云う。
まあ、概ねは同感なのだが。
しかし、俺も昔は敏腕と云われていたが、ちょっとしたトラブルから花形の部署を離れ、この「出汁班」に異動させられた頃から情熱を失っているのは確かだ。
「もう、その16か・・・。いつまでやれば良いんだろうな」
机にも剣聖にも口が適わない出汁取りか。俺は件の弁の立つセミナーの事が気になっていた。
以下次回。
●今日のけんつよ話
夕方、ゴロゴロしていて気がついたら寝てた。相方の「晩飯に食べたの」の声に漸く目が覚めました。
「錆びた人斬り包丁」、おじいちゃんのけんつよです。
しかし、実際いつまでこれで引っ張るつもりなんでしょうか。
さて、昨日のドラフト。初手、《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》と《火の玉/Fireball》の二択。
色々考えてこの環境の白の強さを考慮して《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》。
この時点では2、3手目の時点では白黒、白緑を意識してました。
しかし、何故か出来たのは黒単(笑)。
デッキ(40)
土地(17)
17《沼/Swamp》
クリーチャー(13)
3cc 8
2《立ちはだかる影/Looming Shade》
《骨の壁/Wall of Bone》
《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat》
2《戦慄の魔術使い/Dread Warlock》
《吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat》
《出征路のグール/Warpath Ghoul》
4cc 3
《グレイブディガー/Gravedigger》
2《沼の悪霊/Bog Wraith》
5cc 1
《ゾンビの大巨人/Zombie Goliath》
6cc 1
《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》
呪文(10)
1cc 2
2《死の印/Deathmark》
2cc 1
《血の署名/Sign in Blood》
3cc 1
《暗殺/Assassinate》
4cc 4
《魔性の教示者/Diabolic Tutor》
2《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
《破滅のロッド/Rod of Ruin》
5cc 1
《墓場からの復活/Rise from the Grave》
Xcc 1
《思考の粉砕/Mind Shatter》
サイド(※は使用)
《アンデッドを屠る者/Undead Slayer》
《破門/Excommunicate》
《真面目な捧げ物/Solemn Offering》
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
《鎧をまとった上昇/Armored Ascension》
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》
《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk》
《見紛う蜃気楼/Convincing Mirage》
《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》
《出征路のグール/Warpath Ghoul》※
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar》
《石巨人/Stone Giant》
《稲妻の精霊/Lightning Elemental》
《稲妻/Lightning Bolt》
2《炎のブレス/Firebreathing》
《口を開く地割れ/Yawning Fissure》
《尊き一角獣/Prized Unicorn》
《棘茨の忍び寄るもの/Bramble Creeper》
《暴走するサイ/Stampeding Rhino》
《平地/Plains》
《島/Island》
《沼/Swamp》※
まあ動きがもっさりしてるのは仕方ないのですが、上家の青赤タッチ黒と下の赤緑に《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》を3枚抑えられているのが痛かった。
《夜の子/Child of Night》もギリギリの分岐点でスルー1枚したきりだったし。
結果は2勝1敗でした。
それでも、まあ、レアピックはかなり豪華だったので良かったんじゃないでしょうか。
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