出汁を巡る冒険・その18
2009年8月20日 連載 「夏本番!やっぱり生ビール!」
と書かれた看板を横目に呑み屋の並ぶ長い坂を着流しでてくてくと下って行きながら、
「蕎麦に生ビールか。それも良いな」
と本来、ビール党でなく、専ら日本酒党の俺は節操も無くそう思う。
何せこの茹だるような暑さだ。
喉にゴクリと出汁の効いたビールで蕎麦をやっつけたいではないか。
そういう風に今日の蕎麦はどう攻めようかと考えていると歩いていると、気がつくとペットボトル一杯の出汁を持った通りがかりの青年が、
「すいません、この出汁で蕎麦を喰べたいのですが、この辺に蕎麦屋はありませんか?」
と尋ねてきた。何かに憑かれた様な凄まじく鬼気迫る表情だ。
その表情に我輩はつい悪いものでも見たかの様に何も云わず、足早に去ってしまった。
少しして漸く落ち着いて、
「ああ、あれが自分で出汁を取る見学者から出汁デヴューする若者か」
と理解して、まさにこれから自分が行こうとしていた蕎麦屋へ連れて行けば良かったと悔いたが、青年はもう長い坂を昇りここからは見えない。
それにしても喉が渇く。
「夏の定番!HAMASAIはじめました(継続参加枠アリマス)」
と云う幟が見えてきた。
そこの路地を右にすっと入ると贔屓の蕎麦屋はすぐそこだ。
思わず腹がなってしまい我が事ながら失笑する。
はて、腹がなると何に成るんであったろうか。
歩と同じと金だったか。
この歳になるとど忘れが酷いなと思いながら、蕎麦屋の暖簾をくぐった。
以下次回。
●昨日のけんつよ話
あえて云うなら昨日のエントリも連載の一部です。
きまぐれシェフの店に行って参りました。こちらの希望に沿う形で、
・冷製トマトパスタ
・スパニッシュオムレツ
・ぽん酢のぶたしゃぶサラダ
の3品。大変美味しゅうございました。一見さんお断りのお店なので、紹介はできませんが。
食欲不振の自分としては大変ありがたかったです。
あと、ABSOLUTE ZEROさんで若者とフリーデュエルしたり、I君相手に《Time Vault》デッキを廻して大人気なく無限ターンしたり。
《苦花/Bitterblossom》の4枚が行方不明だったので衝動買いしたりしていました。
因みに、今日、あっさりと発掘され、かなりげんなり。
5枚目の《苦花/Bitterblossom》、誰かどうですか?
明日のFNMには参加できると良いなあ。
と書かれた看板を横目に呑み屋の並ぶ長い坂を着流しでてくてくと下って行きながら、
「蕎麦に生ビールか。それも良いな」
と本来、ビール党でなく、専ら日本酒党の俺は節操も無くそう思う。
何せこの茹だるような暑さだ。
喉にゴクリと出汁の効いたビールで蕎麦をやっつけたいではないか。
そういう風に今日の蕎麦はどう攻めようかと考えていると歩いていると、気がつくとペットボトル一杯の出汁を持った通りがかりの青年が、
「すいません、この出汁で蕎麦を喰べたいのですが、この辺に蕎麦屋はありませんか?」
と尋ねてきた。何かに憑かれた様な凄まじく鬼気迫る表情だ。
その表情に我輩はつい悪いものでも見たかの様に何も云わず、足早に去ってしまった。
少しして漸く落ち着いて、
「ああ、あれが自分で出汁を取る見学者から出汁デヴューする若者か」
と理解して、まさにこれから自分が行こうとしていた蕎麦屋へ連れて行けば良かったと悔いたが、青年はもう長い坂を昇りここからは見えない。
それにしても喉が渇く。
「夏の定番!HAMASAIはじめました(継続参加枠アリマス)」
と云う幟が見えてきた。
そこの路地を右にすっと入ると贔屓の蕎麦屋はすぐそこだ。
思わず腹がなってしまい我が事ながら失笑する。
はて、腹がなると何に成るんであったろうか。
歩と同じと金だったか。
この歳になるとど忘れが酷いなと思いながら、蕎麦屋の暖簾をくぐった。
以下次回。
●昨日のけんつよ話
あえて云うなら昨日のエントリも連載の一部です。
きまぐれシェフの店に行って参りました。こちらの希望に沿う形で、
・冷製トマトパスタ
・スパニッシュオムレツ
・ぽん酢のぶたしゃぶサラダ
の3品。大変美味しゅうございました。一見さんお断りのお店なので、紹介はできませんが。
食欲不振の自分としては大変ありがたかったです。
あと、ABSOLUTE ZEROさんで若者とフリーデュエルしたり、I君相手に《Time Vault》デッキを廻して大人気なく無限ターンしたり。
《苦花/Bitterblossom》の4枚が行方不明だったので衝動買いしたりしていました。
因みに、今日、あっさりと発掘され、かなりげんなり。
5枚目の《苦花/Bitterblossom》、誰かどうですか?
明日のFNMには参加できると良いなあ。
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