出汁を巡る冒険・その33
2009年9月15日 連載
「ほほう、これがかわうそさんの出汁ですか」
「はい、「炭酸文明」と云います」
「では、失礼」
《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》は俺の出汁を一口啜る。
「むう・・・出汁の取り方は完璧、調味料の配合も申し分ない。炭酸を使っているが、きつい酸味を巧みに押えてある」
さらに味を確かめるようにもう一啜りする。
「ふむ・・・全体にわざと香りを押えてある。いや待て・・・。微かに、微かに何か香りをつけてあるぞっ。このわずかな香りがくそ不味い物に、鮮やかでふくよかな風味を与えているのだ・・・。この香りは何だ?」
《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》は怒号をあげる。
「おのれ、この《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》の味覚と嗅覚を試そうと云うのかっ!」
「《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》さん・・・」
「ていうか不味い。激不味。何この養命酒の炭酸割りみたいなの。馬鹿じゃないの」
「ロイヤルゼリー配合です」
「しかし、この《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》をある意味唸らせるとは感心だ。入会を認めよう」
「あ、ありがとうございますっ」
こうして俺は晴れてセミナー「美食倶楽部」の会員となった。
以下次回。
●今日のけんつよ話
変な炭酸ジュースに目がないけんつよですが、「炭酸文明」はちょっと有り得ませんでした。
「古代へGO!」って。
日曜日のドラフト話。
初手が《次元の浄化/Planar Cleansing》と《火の玉/Fireball》の2択。
まあ、赤嫌いのけんつよはX点火力より、全体リセットを取る訳で。
その後、普通のパックから《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》、《平和な心/Pacifism》、《幻影の召使い/Illusionary Servant》と続いて、白Xで2色目が赤か青。
まあ、下に赤を流しすぎたので、普通に白青路線へ。しかし、出が悪いのか競合しているのか、カードが取れない。
そして、白青に固定した瞬間に流れ出す赤いカード群。
もう全敗まで見えるデッキに。
デッキ(40)
土地 17
8《平地/Plains》
9《島/Island》
クリーチャー(13)
2cc 2
2《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》
3cc 6
《古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith》
《宮殿の護衛/Palace Guard》
《風のドレイク/Wind Drake》
2《幻影の召使い/Illusionary Servant》
《霜の壁/Wall of Frost》
5cc 5
《光帯びの聖騎士/Lightwielder Paladin》
3《終わり無き海の海蛇/Serpent of the Endless Sea》
《大気の精霊/Air Elemental》
呪文(10)
1cc 1
《危害のあり方/Harm’s Way》
2cc 6
2《平和な心/Pacifism》
《本質の散乱/Essence Scatter》
《否認/Negate》
《瞬間凍結/Flashfreeze》
《氷の牢獄/Ice Cage》
4cc 1
《神聖なる評決/Divine Verdict》
6cc 1
《次元の浄化/Planar Cleansing》
Xcc 1
《思考の泉/Mind Spring》
サイド(※は使用)
《平地/Plains》※
《沼/Swamp》
《森/Forest》
《信仰の壁/Wall of Faith》※
《天使の慈悲/Angel’s Mercy》
《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》
《立ちはだかる影/Looming Shade》
《骨の壁/Wall of Bone》
《執拗なネズミ/Relentless Rats》
《墓暴き/Disentomb》
《精神腐敗/Mind Rot》
《地獄界の夢/Underworld Dreams》
《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》
《ヴィーアシーノの槍狩人/Viashino Spearhunter》
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》
《稲妻の精霊/Lightning Elemental》
《粉砕/Shatter》
《恐ろしき攻撃/Panic Attack》
《クラーケンの目/Kraken’s Eye》
《悪魔の角/Demon’s Horn》
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》
《旗印/Coat of Arms》
結果は負け勝ち負けの1勝2敗の6位。《悪斬の天使/Baneslayer Angel》と土地が4枚出ていて上下偉い違いでした(泣)。
まあ、全敗しなかっただけでも良しとしよう。久し振りにレアもつかえたしなあ。
あと今日のWNDは気力が無くて参加を断念。
「はい、「炭酸文明」と云います」
「では、失礼」
《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》は俺の出汁を一口啜る。
「むう・・・出汁の取り方は完璧、調味料の配合も申し分ない。炭酸を使っているが、きつい酸味を巧みに押えてある」
さらに味を確かめるようにもう一啜りする。
「ふむ・・・全体にわざと香りを押えてある。いや待て・・・。微かに、微かに何か香りをつけてあるぞっ。このわずかな香りがくそ不味い物に、鮮やかでふくよかな風味を与えているのだ・・・。この香りは何だ?」
《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》は怒号をあげる。
「おのれ、この《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》の味覚と嗅覚を試そうと云うのかっ!」
「《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》さん・・・」
「ていうか不味い。激不味。何この養命酒の炭酸割りみたいなの。馬鹿じゃないの」
「ロイヤルゼリー配合です」
「しかし、この《マリーシの双子爪/Marisi’s Twinclaws》をある意味唸らせるとは感心だ。入会を認めよう」
「あ、ありがとうございますっ」
こうして俺は晴れてセミナー「美食倶楽部」の会員となった。
以下次回。
●今日のけんつよ話
変な炭酸ジュースに目がないけんつよですが、「炭酸文明」はちょっと有り得ませんでした。
「古代へGO!」って。
日曜日のドラフト話。
初手が《次元の浄化/Planar Cleansing》と《火の玉/Fireball》の2択。
まあ、赤嫌いのけんつよはX点火力より、全体リセットを取る訳で。
その後、普通のパックから《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》、《平和な心/Pacifism》、《幻影の召使い/Illusionary Servant》と続いて、白Xで2色目が赤か青。
まあ、下に赤を流しすぎたので、普通に白青路線へ。しかし、出が悪いのか競合しているのか、カードが取れない。
そして、白青に固定した瞬間に流れ出す赤いカード群。
もう全敗まで見えるデッキに。
デッキ(40)
土地 17
8《平地/Plains》
9《島/Island》
クリーチャー(13)
2cc 2
2《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》
3cc 6
《古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith》
《宮殿の護衛/Palace Guard》
《風のドレイク/Wind Drake》
2《幻影の召使い/Illusionary Servant》
《霜の壁/Wall of Frost》
5cc 5
《光帯びの聖騎士/Lightwielder Paladin》
3《終わり無き海の海蛇/Serpent of the Endless Sea》
《大気の精霊/Air Elemental》
呪文(10)
1cc 1
《危害のあり方/Harm’s Way》
2cc 6
2《平和な心/Pacifism》
《本質の散乱/Essence Scatter》
《否認/Negate》
《瞬間凍結/Flashfreeze》
《氷の牢獄/Ice Cage》
4cc 1
《神聖なる評決/Divine Verdict》
6cc 1
《次元の浄化/Planar Cleansing》
Xcc 1
《思考の泉/Mind Spring》
サイド(※は使用)
《平地/Plains》※
《沼/Swamp》
《森/Forest》
《信仰の壁/Wall of Faith》※
《天使の慈悲/Angel’s Mercy》
《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》
《立ちはだかる影/Looming Shade》
《骨の壁/Wall of Bone》
《執拗なネズミ/Relentless Rats》
《墓暴き/Disentomb》
《精神腐敗/Mind Rot》
《地獄界の夢/Underworld Dreams》
《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》
《ヴィーアシーノの槍狩人/Viashino Spearhunter》
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》
《稲妻の精霊/Lightning Elemental》
《粉砕/Shatter》
《恐ろしき攻撃/Panic Attack》
《クラーケンの目/Kraken’s Eye》
《悪魔の角/Demon’s Horn》
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》
《旗印/Coat of Arms》
結果は負け勝ち負けの1勝2敗の6位。《悪斬の天使/Baneslayer Angel》と土地が4枚出ていて上下偉い違いでした(泣)。
まあ、全敗しなかっただけでも良しとしよう。久し振りにレアもつかえたしなあ。
あと今日のWNDは気力が無くて参加を断念。
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