出汁を巡る冒険外伝・その4+さらばダーリー暁に散るの巻
2010年8月9日 短期集中連載 「厨房を貸していただけますか」
男は徐にそう云った。
「それが何を意味するのか判って云っているのかね」
「勿論ですよ。多少お時間を貰えますか」
「余程の自信家かそうでなければ馬鹿だな。この舌を満足させることが出来なければどうなるか・・・判っているのかね」
「止めておいた方が良いですよ。今ならまだ間に合います。あの人は本気ですよ。何も好き好んでまで」
男は店主を制して云う。
「ご主人。これは俺の料理人としてのプライドの問題です。心配は要りません。これからお出しするものには魔法をかけますから」
そう云うと男は一人にしてくれと厨房の奥に入っていった。
それから、ものの5分もかからないうちに男はスープ皿を持ってやってきた。
「なんだこれは。見たところ透明な何かのスープのようだが・・・」
「熱いうちにお召し上がり下さい」
「・・・こ、これはっ!!」
「どうですか」
「た、ただのお湯!?」
「そうです」
「何の出汁も取らず?」
「そうです」
「沸かしただけ?」
「そうです」
「この状況で?」
「そうです」
「魔法とやらは?」
「サーセン」
その後、この男がそのまま拘束され、悪(灰汁)の組織によって3日後に消されたと風の噂に聞いた。
以下次回。
●ありがとうリーダー話
久し振りにパソコンから日記を書きます。
と云うのも帰省していたリーダーと組んず解れつするのが忙しかったからです。
・・・大嘘です、単に面倒くさかっただけです。
さて、そんなリーダーとの日々は楽しかったけれど疲れました。
でもリーダーには色々ゴチになりました。カラオケ行ったり、焼肉行ったり、呑みに行ったり、MTGしたりと(これはゴチにはなってないが)。
とーは云え、昔にくらべ体力がないので全部のイヴェントに付き合えず申し訳ない。
今度帰ってきたときはブースタの1パックでも奢ろう。
そして廻らない寿司でも奢って貰おう。
ありがとうリー。君のことは忘れない。サラバ。
●こないだのMTG話
まあ、リーダーが(旨いもの喰わすので)車を出せと云うので、参加して来た土曜日の山内杯はナヤ・サヴァイヴァルで白青赤PWC、ジャンド、同キャラ、青赤昇天で同キャラに負けて3勝1敗の3位でした。
詳しくはアイランドウォーカーの大会レポートでも。
http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/10_08/10_08_07.html
で、その後、ドラフトとかもやりました。
開封パックはゴミの束も良いことこの上ないのですが、唯一の救いの神、《水晶球/Crystal Ball》様、本当にありがとうございます。
で、上から《火の玉/Fireball》、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》と来て赤通行許可が。
まあ、一応タッチしても良いしね。
その後は中盤以降流れて来た青ピックしつつ、緑にも渡りをつけておく。
2パック目は《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》とか《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》とか兎に角無駄に真っ黒いパックに絶望。
まあ、そこは冷静に《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》で《巻物泥棒/Scroll Thief》待ち。《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》も取れていたし。
返しでは流したカードの都合上、青の流れこそ良くないものの、赤が割と補充出来たので悪くない感じ。
それで3パック目、出て来たのはおっと《霜のタイタン/Frost Titan》じゃないか!
その後も《睡眠/Sleep》とか《思い起こし/Call to Mind》とか《大気の召使い/Air Servant》とか青いアンコモントップ4の内3枚(後1枚は《精神の制御/Mind Control》ですね)が取れ、まあ予想通り青がだだ漏れ状態でピックは終了。
デッキはうろ覚えですがこんな感じ。
デッキ(40)
土地(17)
8《島/Island》
9《山/Mountain》
クリーチャー(15)
2cc 1
《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》
3cc 7
《霊気の達人/AEther Adept》
《雲の精霊/Cloud Elemental》
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
《チャンドラの吐火/Chandra’s Spitfire》
《躁の蛮人/Manic Vandal》
2《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》
4cc 2
《水の召使い/Water Servant》
《幻影の獣/Phantom Beast》
5cc 3
《大気の召使い/Air Servant》
《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge》
《石のゴーレム/Stone Golem》
6cc 2
《湾口の海蛇/Harbor Serpent》
《霜のタイタン/Frost Titan》
呪文(8)
1cc 1
《稲妻/Lightning Bolt》
2cc 2
《投げ飛ばし/Fling》
《雷の一撃/Thunder Strike》
3cc 2
《思い起こし/Call to Mind》
《水晶球/Crystal Ball》
4cc 2
《予感/Foresee》
《睡眠/Sleep》
Xcc 1
《火の玉/Fireball》
サイド(※は使用)
《平地/Plains》
2《島/Island》
《山/Mountain》
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth》
《包囲マストドン/Siege Mastodon》
《安全な道/Safe Passage》
《マーフォークのスパイ/Merfolk Spy》
2《瞬間凍結/Flashfreeze》※
《否認/Negate》※
《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
《強迫/Duress》
《泥沼病/Quag Sickness》
《ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade》
《血に狂うゴブリン/Bloodcrazed Goblin》
《火山の力/Volcanic Strength》
《溶岩の斧/Lava Axe》
2《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm》
《巨大化/Giant Growth》
《悪魔の角/Demon’s Horn》
ちょっとマナ拘束が強いけれどまあまあ強いんじゃないかと。
対戦は初戦、対面の緑白赤相手に割とあっさり《大気の召使い/Air Servant》が空気を読まず盤面を制圧して1本目を先取。
2本目、相手が《耕作/Cultivate》とかのマナ加速から《破壊的な力/Destructive Force》で強引にリセットされて、相手だけ《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》、《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》×2と後続を展開されて負け。
3本目は《雲の精霊/Cloud Elemental》、《幻影の獣/Phantom Beast》、《睡眠/Sleep》、《大気の召使い/Air Servant》、《火の玉/Fireball》4点のブン廻りで勝ち。
2戦目は青黒ライヴラリアウト。1本目は2ターン目にきっちり《ジェイスの消去/Jace’s Erasure》を置かれるが、相手にこっちのクリーチャー陣を支えられるだけの戦線が築かれることはなく、相手が《心の傷跡/Traumatize》までプレイして、こっちの構成を確認して投了。
2本目の前に相手が大量サイドボード。色変えですね。と云うことで、こちらは有効なサイドボードが出来ない。
2本目相手のセットランドは《森/Forest》、2ターン目《森/Forest》から《ガラクの仲間/Garruk’s Companion》。
その後も順調に展開され、何かそっちのデッキの方が強くねえか?と思わないでもなかったが、とりあえず遅れ気味ながら防衛網を展開。
そこでドヤ顔でプレイされる《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》。
どうブロックしてもクリーチャーが全滅してライフが1点しか残らないので投了。
とりあえず《瞬間凍結/Flashfreeze》×2をサイドインして、3本目、お互いクリーチャーを並べる展開。《大気の召使い/Air Servant》が《霊気の達人/AEther Adept》でバウンスされたところで《瞬間凍結/Flashfreeze》を引いたのでとりあえず、《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》から(この辺から記憶が怪しい)。
で、次ターンに《予感/Foresee》をプレイ。
《島/Island》、《霜のタイタン/Frost Titan》、《湾口の海蛇/Harbor Serpent》、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》で全部ライヴラリトップに積んで前2枚をドロー。
とりあえず、《霜のタイタン/Frost Titan》の返しで《圧倒する暴走/Overwhelming
Stampede》で《霜のタイタン/Frost Titan》ブロッカーにまわすのはダルいので致死量でも無いので、とりあえず《大気の召使い/Air Servant》。
返しに相手が《夕暮れ谷のワーム/Duskdale Wurm》。
こうなると《霜のタイタン/Frost Titan》出しても《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》の回答にならないので《夕暮れ谷のワーム/Duskdale Wurm》のアタックは1回スルーして、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》。
すると、何故か相手が相討ちを嫌ってアタックしてこない。
数ターン後、相手は満を持しての《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》を《瞬間凍結/Flashfreeze》するとまたも怪しいアタック。その間に、《雷の一撃/Thunder Strike》、《投げ飛ばし/Fling》と引いて来ていたので、・・・って、うわあ、文字数切れだ。今気づいた。と云うことで以下省略。結果は最後負けて2勝1敗。
それでは。
男は徐にそう云った。
「それが何を意味するのか判って云っているのかね」
「勿論ですよ。多少お時間を貰えますか」
「余程の自信家かそうでなければ馬鹿だな。この舌を満足させることが出来なければどうなるか・・・判っているのかね」
「止めておいた方が良いですよ。今ならまだ間に合います。あの人は本気ですよ。何も好き好んでまで」
男は店主を制して云う。
「ご主人。これは俺の料理人としてのプライドの問題です。心配は要りません。これからお出しするものには魔法をかけますから」
そう云うと男は一人にしてくれと厨房の奥に入っていった。
それから、ものの5分もかからないうちに男はスープ皿を持ってやってきた。
「なんだこれは。見たところ透明な何かのスープのようだが・・・」
「熱いうちにお召し上がり下さい」
「・・・こ、これはっ!!」
「どうですか」
「た、ただのお湯!?」
「そうです」
「何の出汁も取らず?」
「そうです」
「沸かしただけ?」
「そうです」
「この状況で?」
「そうです」
「魔法とやらは?」
「サーセン」
その後、この男がそのまま拘束され、悪(灰汁)の組織によって3日後に消されたと風の噂に聞いた。
以下次回。
●ありがとうリーダー話
久し振りにパソコンから日記を書きます。
と云うのも帰省していたリーダーと組んず解れつするのが忙しかったからです。
・・・大嘘です、単に面倒くさかっただけです。
さて、そんなリーダーとの日々は楽しかったけれど疲れました。
でもリーダーには色々ゴチになりました。カラオケ行ったり、焼肉行ったり、呑みに行ったり、MTGしたりと(これはゴチにはなってないが)。
とーは云え、昔にくらべ体力がないので全部のイヴェントに付き合えず申し訳ない。
今度帰ってきたときはブースタの1パックでも奢ろう。
そして廻らない寿司でも奢って貰おう。
ありがとうリー。君のことは忘れない。サラバ。
●こないだのMTG話
まあ、リーダーが(旨いもの喰わすので)車を出せと云うので、参加して来た土曜日の山内杯はナヤ・サヴァイヴァルで白青赤PWC、ジャンド、同キャラ、青赤昇天で同キャラに負けて3勝1敗の3位でした。
詳しくはアイランドウォーカーの大会レポートでも。
http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/10_08/10_08_07.html
で、その後、ドラフトとかもやりました。
開封パックはゴミの束も良いことこの上ないのですが、唯一の救いの神、《水晶球/Crystal Ball》様、本当にありがとうございます。
で、上から《火の玉/Fireball》、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》と来て赤通行許可が。
まあ、一応タッチしても良いしね。
その後は中盤以降流れて来た青ピックしつつ、緑にも渡りをつけておく。
2パック目は《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》とか《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》とか兎に角無駄に真っ黒いパックに絶望。
まあ、そこは冷静に《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》で《巻物泥棒/Scroll Thief》待ち。《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》も取れていたし。
返しでは流したカードの都合上、青の流れこそ良くないものの、赤が割と補充出来たので悪くない感じ。
それで3パック目、出て来たのはおっと《霜のタイタン/Frost Titan》じゃないか!
その後も《睡眠/Sleep》とか《思い起こし/Call to Mind》とか《大気の召使い/Air Servant》とか青いアンコモントップ4の内3枚(後1枚は《精神の制御/Mind Control》ですね)が取れ、まあ予想通り青がだだ漏れ状態でピックは終了。
デッキはうろ覚えですがこんな感じ。
デッキ(40)
土地(17)
8《島/Island》
9《山/Mountain》
クリーチャー(15)
2cc 1
《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》
3cc 7
《霊気の達人/AEther Adept》
《雲の精霊/Cloud Elemental》
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
《チャンドラの吐火/Chandra’s Spitfire》
《躁の蛮人/Manic Vandal》
2《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》
4cc 2
《水の召使い/Water Servant》
《幻影の獣/Phantom Beast》
5cc 3
《大気の召使い/Air Servant》
《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge》
《石のゴーレム/Stone Golem》
6cc 2
《湾口の海蛇/Harbor Serpent》
《霜のタイタン/Frost Titan》
呪文(8)
1cc 1
《稲妻/Lightning Bolt》
2cc 2
《投げ飛ばし/Fling》
《雷の一撃/Thunder Strike》
3cc 2
《思い起こし/Call to Mind》
《水晶球/Crystal Ball》
4cc 2
《予感/Foresee》
《睡眠/Sleep》
Xcc 1
《火の玉/Fireball》
サイド(※は使用)
《平地/Plains》
2《島/Island》
《山/Mountain》
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth》
《包囲マストドン/Siege Mastodon》
《安全な道/Safe Passage》
《マーフォークのスパイ/Merfolk Spy》
2《瞬間凍結/Flashfreeze》※
《否認/Negate》※
《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
《強迫/Duress》
《泥沼病/Quag Sickness》
《ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade》
《血に狂うゴブリン/Bloodcrazed Goblin》
《火山の力/Volcanic Strength》
《溶岩の斧/Lava Axe》
2《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm》
《巨大化/Giant Growth》
《悪魔の角/Demon’s Horn》
ちょっとマナ拘束が強いけれどまあまあ強いんじゃないかと。
対戦は初戦、対面の緑白赤相手に割とあっさり《大気の召使い/Air Servant》が空気を読まず盤面を制圧して1本目を先取。
2本目、相手が《耕作/Cultivate》とかのマナ加速から《破壊的な力/Destructive Force》で強引にリセットされて、相手だけ《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》、《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》×2と後続を展開されて負け。
3本目は《雲の精霊/Cloud Elemental》、《幻影の獣/Phantom Beast》、《睡眠/Sleep》、《大気の召使い/Air Servant》、《火の玉/Fireball》4点のブン廻りで勝ち。
2戦目は青黒ライヴラリアウト。1本目は2ターン目にきっちり《ジェイスの消去/Jace’s Erasure》を置かれるが、相手にこっちのクリーチャー陣を支えられるだけの戦線が築かれることはなく、相手が《心の傷跡/Traumatize》までプレイして、こっちの構成を確認して投了。
2本目の前に相手が大量サイドボード。色変えですね。と云うことで、こちらは有効なサイドボードが出来ない。
2本目相手のセットランドは《森/Forest》、2ターン目《森/Forest》から《ガラクの仲間/Garruk’s Companion》。
その後も順調に展開され、何かそっちのデッキの方が強くねえか?と思わないでもなかったが、とりあえず遅れ気味ながら防衛網を展開。
そこでドヤ顔でプレイされる《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》。
どうブロックしてもクリーチャーが全滅してライフが1点しか残らないので投了。
とりあえず《瞬間凍結/Flashfreeze》×2をサイドインして、3本目、お互いクリーチャーを並べる展開。《大気の召使い/Air Servant》が《霊気の達人/AEther Adept》でバウンスされたところで《瞬間凍結/Flashfreeze》を引いたのでとりあえず、《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》から(この辺から記憶が怪しい)。
で、次ターンに《予感/Foresee》をプレイ。
《島/Island》、《霜のタイタン/Frost Titan》、《湾口の海蛇/Harbor Serpent》、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》で全部ライヴラリトップに積んで前2枚をドロー。
とりあえず、《霜のタイタン/Frost Titan》の返しで《圧倒する暴走/Overwhelming
Stampede》で《霜のタイタン/Frost Titan》ブロッカーにまわすのはダルいので致死量でも無いので、とりあえず《大気の召使い/Air Servant》。
返しに相手が《夕暮れ谷のワーム/Duskdale Wurm》。
こうなると《霜のタイタン/Frost Titan》出しても《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》の回答にならないので《夕暮れ谷のワーム/Duskdale Wurm》のアタックは1回スルーして、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》。
すると、何故か相手が相討ちを嫌ってアタックしてこない。
数ターン後、相手は満を持しての《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》を《瞬間凍結/Flashfreeze》するとまたも怪しいアタック。その間に、《雷の一撃/Thunder Strike》、《投げ飛ばし/Fling》と引いて来ていたので、・・・って、うわあ、文字数切れだ。今気づいた。と云うことで以下省略。結果は最後負けて2勝1敗。
それでは。
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