馬鹿は2度繰り返し、2度死ぬ。けんつよ、お前のことだ。
2010年8月12日 馬鹿な読み物 コメント (3) 早くも話題沸騰(嘘)!新感覚ハードボイルド系MTG連載「リーダーくんとけんつよくん」第2回!
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
その後、色々あってゼウスからの妨害電波で禿げピンチ、しかも見開き多用で終わりが無い迷路に迷いこんだ一同。一方その頃、ウテマスカは際限無く素人いじめの腕に磨きをかけるのだが・・・。
第4話「見る男或いは見られる男」
リーダー「今日はエルダー・ドラゴン・ハイランダで遊びませんか?」
けんつよ「え、2人でか?・・・んー、まあたまには良いかもな」
リーダー「やりましょうやりましょう、自分は《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》っす」
けんつよ「おっ、ドラゴン対決か。俺は《煽動するものリース/Rith, the Awakener》ね」
リーダー「自分が先攻ですか。それでは《島/Island》から・・・《テレパシー/Telepathy》」
けんつよ「・・・マジで?」
リーダー「へへへ、手札をね、ぺロッとおっぴろげてもらって。ほら早く〜」
けんつよ「・・・何かエロいな。ハイハイ。んー、《テレパシー/Telepathy》って貼られると何かMTGが別のゲームみたいになって嫌なんだよなあ。《森/Forest》置いてエンド」
リーダー「それはそれでまんざらでもないくせに。ドローして《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》から《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。宣言はどうしようかなぁ。難しいなあ」
けんつよ「・・・見えてんだから好きにしろよ」
リーダー「じゃあ、その真ん中の凄いおっきいのにしときますかね。にやにや」
けんつよ「・・・だから妙にエロく云うなよ。ハイハイ、エンド?」
リーダー「とりあえずついでに《のぞき見/Peek》もしときますか」
けんつよ「とっくに見えてんだろ」
リーダー「へへへ、もっと良く見せてくださいよ。げへへ。ドローっと」
けんつよ「・・・しっかし、さっきからさあ、もう何ターンも延々と手札破壊とドローしかしてないけど大丈夫か?俺のクリーチャーであと2ターンのクロックかかってるから、そろそろ《滅び/Damnation》とか引かないとヤバいんじゃないの?」
リーダー「そんなの良いんですよ。おっ!引いた。ビリビリくるっ!・・・いやあ、さっきからですね、こっちだけ見ていてホント、悪いと思っていたんですよ。良いですか?行きますよ?《さまよう眼/Wandering Eye》!!!」
けんつよ「はあ!?」
リーダー「ほら、もっと見せ合いましょうよ、お互いを。感じ合いましょうよ、お互いを」
けんつよ「・・・なあ、さっきから云おうと思っていたんだが、お前、今日ちょっとおかしくないか?」
リーダー「だからちゃんと見てくださいよ。見えます?この金色のカード?プレイしちゃいますよ、さらなる高みへ。《ロボトミー/Lobotomy》!!!」
けんつよ「お前、エルダー・ドラゴン・ハイランダで何がしたいんだよっ!」
リーダー「・・・見たいんですよ、すべてを。デッキはその人そのものなんですよ。全部見たいんです、今すぐ見たいんです。勝ち負けとかじゃないです。自分もう辛抱たまらんです。解決して良いですか?」
けんつよ「・・・とりあえず全部スタックにおいといて病院行こうな?悪いこと云わないから。評判良い所知ってるから」
リーダー「・・・嫌いじゃないくせに」
第5話「適材適所」
けんつよ「とりあえず週末はレガシーの大会あるから、今日はそれに向けての調整をしよう」
リーダー「でも自分、レガシーのデッキ持ってないっすよ」
けんつよ「それはいつものことだろう。一応お前が好きそうな《適者生存/Survival of the Fittest》デッキを用意しておいた」
リーダー「え・・・あ、ありがとうございます。・・・あっ!違う、判った!そんなこと云っておいて、自分は《実物提示教育/Show and Tell》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》でドヤ顔するんですね?」
けんつよ「酷い云われようだな。そんなことはない。独自チューンのゴブリンデッキだよ」
リーダー「じゃあ、やりますか」
けんつよ「ん。俺が先攻か。《乾燥台地/Arid Mesa》から《山/Mountain》フェッチしてきて《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》」
リーダー「・・・通し。んー、ロケットスタートですね。《Tropical Island》から《極楽鳥/Birds of Paradise》です。何かデュアルランド使うとセレブな気分になりますね」
けんつよ「昔は安かったけれどな。今からはじめる人は集めるの大変だろう。それはさておき《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》でアタック」
リーダー「んー、ツラいな。ライつー。」
けんつよ「どうするん?」
リーダー「しゃあない、通しますっ!」
けんつよ「んじゃ、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》を出すぞ」
リーダー「何ですか、それ?」
けんつよ「ウェブデッキでみかけないカードだからって直ぐにうだうだ云うな、そのうち判る。《山/Mountain》置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》出してエンド」
リーダー「良く判りませんがドロー。《森/Forest》置いて、《適者生存/Survival of the Fittest》プレイ。・・・って云うか、今気づいたんですけれど、これって最近流行のマッドネスタイプじゃ無いんですか?《極楽鳥/Birds of Paradise》のスロットって普通《貴族の教主/Noble Hierarch》ですよね。まあ良いや。エンドです」
けんつよ「・・・そろそろ頃合いか」
リーダー「な、何すか?」
けんつよ「お前が事態の深刻さに気づくまでだよ。アップキープに《霊気の薬瓶/AEther Vial》にカウンタを乗せて、ドロー。《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》の能力を起動。対象は《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》。で、攻撃宣言」
リーダー「な、何と云うコンボ!《Force of Will》では手遅れだ。どうぞ」
けんつよ「ま、そう云うことじゃないんだけどな。《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を出してエンドだ」
リーダー「まあ待ってくださいよ。本当に良く判りませんがここからが僕のお楽しみタイムですよ。そっちのエンドに《適者生存/Survival of the Fittest》を起動。《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》をディスカードしてっと。さて、どれどれ・・・」
けんつよ「ん、好きにしろ」
リーダー「・・・あのぉ、スイマセン、このデッキに混入している0マナのコボルド12体は何ですか?」
けんつよ「ああ、世の中にはスキモノが結構いるらしいぞ」
リーダー「・・・て云うか、このデッキ、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》とかパワー0の馬鹿しかいませんけど」
けんつよ「僅か3マナでパワー8の素晴らしい先生が4体もいるだろう」
リーダー「《野蛮の怒り/Force of Savagery》はタフネスが0ですが何か?」
けんつよ「・・・すまない。未だに毎日のように「コボルドクランプ」で検索されてたら何だか疲れて・・・ついカッとなってデッキに1枚の《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を唯一のフィニッシャに据えてデッキを・・・」
リーダー「そんな事情が・・・色々大変なんですね。判りました、自分、このデッキで今度の大会出るっす!」
けんつよ「本当かっ?ありがとう、嬉しいよ」
リーダー「これくらい当然ですよ」
けんつよ「・・・まあ、全敗間違い無いけどなっ!」
リーダー「・・・所詮、勝ち負けとかレーティングなんて飾りですよ、あんなもん。あははは」
けんつよ「あははは、わーい、お花畑だあ」
第6話「夢の2ターンキル」
リーダー「しかし、まさか決勝卓まで行くとは思いませんでしたね」
けんつよ「サイドボードに《アクアミーバ/Aquamoeba》4枚、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》4枚、《不可思議/Wonder》1枚、《復讐蔦/Vengevine》4枚、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》2枚を入れたからな。全部2勝1敗でも勝ちは勝ちだ。うん、良くやった」
リーダー「いやあ、デッキのお陰ですよ。メインで相手がこっちのコボルド共を見てデッキを勘違いしたのも大きいですね。あとコボルドたちは《復讐蔦/Vengevine》と相性抜群です」
けんつよ「パワー0だけどな。まあ、諦めたらそこで試合終了ですよ、か」
リーダー「そういうことです。そんな訳でですね、今日はスタンダードでも滅茶苦茶強い《復讐蔦/Vengevine》さんを使ったデッキ組んで来ました。さあ、やりましょう」
けんつよ「いきなりだな。まあ、はじめるか」
リーダー「ハイハイ、ダイスロールっと。僕が先攻ですね。おっ、キタコレ!ノーランドだけどキープ!」
けんつよ「だから思考回路がだだ漏れだよ。どんな手札か知らないけれどノーランドとか大丈夫か?一応、こっちもキープだ」
リーダー「じゃあ、とりあえず手札から《復讐蔦/Vengevine》4枚を捨てたいので捨てます」
けんつよ「はあ?だからどうやって?」
リーダー「今、要らないからです。然るのちに《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》をプレイ。続けて2体目。これで《復讐蔦/Vengevine》の能力が誘発して戦場に4体出ます」
けんつよ「・・・楽しそうだな」
リーダー「イエス!イエス!《復讐蔦/Vengevine》4体で攻撃しまーす。イエス!1ターン目16点イエス!今日は調子良いなあ。僕、スタンダードで2ターンキルしちゃうかも?ぷぷっ、可哀相ですね。ホントスイマセン」
けんつよ「可哀相なのはお前の脳みそだ。とりあえずお前の《復讐蔦/Vengevine》は恵まれない子供に寄付するから、代わりに《ロケット噴射ターボナメクジ/Rocket-Powered Turbo Slug》でも入れておいて即ジャッジでも呼ばれてろ」
リーダー「・・・あれ、数揃えるとなると結構高いんですよ」
けんつよ「素で返してんじゃねえよ!」
だから次回があるかは判りません。
●今日のけんつよ話
何か、昨日のエントリにコメントがあったりして、ちょっと嬉しかったので適当にデッチ上げた。後悔はしていない。
とりあえず3日坊主は回避したので、週末は休んでもいいかなあ。FNMにも出来れば出たいし。
まあ、また次回と云うことで。
前回までのあらすじ
今日も今日とてMTGに精を出すリーダーくん(11歳)とけんつよくん(77歳)は私立トレイリア学園の生徒で色々な意味で公認で熱々な2人。
その後、色々あってゼウスからの妨害電波で禿げピンチ、しかも見開き多用で終わりが無い迷路に迷いこんだ一同。一方その頃、ウテマスカは際限無く素人いじめの腕に磨きをかけるのだが・・・。
第4話「見る男或いは見られる男」
リーダー「今日はエルダー・ドラゴン・ハイランダで遊びませんか?」
けんつよ「え、2人でか?・・・んー、まあたまには良いかもな」
リーダー「やりましょうやりましょう、自分は《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》っす」
けんつよ「おっ、ドラゴン対決か。俺は《煽動するものリース/Rith, the Awakener》ね」
リーダー「自分が先攻ですか。それでは《島/Island》から・・・《テレパシー/Telepathy》」
けんつよ「・・・マジで?」
リーダー「へへへ、手札をね、ぺロッとおっぴろげてもらって。ほら早く〜」
けんつよ「・・・何かエロいな。ハイハイ。んー、《テレパシー/Telepathy》って貼られると何かMTGが別のゲームみたいになって嫌なんだよなあ。《森/Forest》置いてエンド」
リーダー「それはそれでまんざらでもないくせに。ドローして《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》から《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。宣言はどうしようかなぁ。難しいなあ」
けんつよ「・・・見えてんだから好きにしろよ」
リーダー「じゃあ、その真ん中の凄いおっきいのにしときますかね。にやにや」
けんつよ「・・・だから妙にエロく云うなよ。ハイハイ、エンド?」
リーダー「とりあえずついでに《のぞき見/Peek》もしときますか」
けんつよ「とっくに見えてんだろ」
リーダー「へへへ、もっと良く見せてくださいよ。げへへ。ドローっと」
けんつよ「・・・しっかし、さっきからさあ、もう何ターンも延々と手札破壊とドローしかしてないけど大丈夫か?俺のクリーチャーであと2ターンのクロックかかってるから、そろそろ《滅び/Damnation》とか引かないとヤバいんじゃないの?」
リーダー「そんなの良いんですよ。おっ!引いた。ビリビリくるっ!・・・いやあ、さっきからですね、こっちだけ見ていてホント、悪いと思っていたんですよ。良いですか?行きますよ?《さまよう眼/Wandering Eye》!!!」
けんつよ「はあ!?」
リーダー「ほら、もっと見せ合いましょうよ、お互いを。感じ合いましょうよ、お互いを」
けんつよ「・・・なあ、さっきから云おうと思っていたんだが、お前、今日ちょっとおかしくないか?」
リーダー「だからちゃんと見てくださいよ。見えます?この金色のカード?プレイしちゃいますよ、さらなる高みへ。《ロボトミー/Lobotomy》!!!」
けんつよ「お前、エルダー・ドラゴン・ハイランダで何がしたいんだよっ!」
リーダー「・・・見たいんですよ、すべてを。デッキはその人そのものなんですよ。全部見たいんです、今すぐ見たいんです。勝ち負けとかじゃないです。自分もう辛抱たまらんです。解決して良いですか?」
けんつよ「・・・とりあえず全部スタックにおいといて病院行こうな?悪いこと云わないから。評判良い所知ってるから」
リーダー「・・・嫌いじゃないくせに」
第5話「適材適所」
けんつよ「とりあえず週末はレガシーの大会あるから、今日はそれに向けての調整をしよう」
リーダー「でも自分、レガシーのデッキ持ってないっすよ」
けんつよ「それはいつものことだろう。一応お前が好きそうな《適者生存/Survival of the Fittest》デッキを用意しておいた」
リーダー「え・・・あ、ありがとうございます。・・・あっ!違う、判った!そんなこと云っておいて、自分は《実物提示教育/Show and Tell》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》でドヤ顔するんですね?」
けんつよ「酷い云われようだな。そんなことはない。独自チューンのゴブリンデッキだよ」
リーダー「じゃあ、やりますか」
けんつよ「ん。俺が先攻か。《乾燥台地/Arid Mesa》から《山/Mountain》フェッチしてきて《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》」
リーダー「・・・通し。んー、ロケットスタートですね。《Tropical Island》から《極楽鳥/Birds of Paradise》です。何かデュアルランド使うとセレブな気分になりますね」
けんつよ「昔は安かったけれどな。今からはじめる人は集めるの大変だろう。それはさておき《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》でアタック」
リーダー「んー、ツラいな。ライつー。」
けんつよ「どうするん?」
リーダー「しゃあない、通しますっ!」
けんつよ「んじゃ、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》を出すぞ」
リーダー「何ですか、それ?」
けんつよ「ウェブデッキでみかけないカードだからって直ぐにうだうだ云うな、そのうち判る。《山/Mountain》置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》出してエンド」
リーダー「良く判りませんがドロー。《森/Forest》置いて、《適者生存/Survival of the Fittest》プレイ。・・・って云うか、今気づいたんですけれど、これって最近流行のマッドネスタイプじゃ無いんですか?《極楽鳥/Birds of Paradise》のスロットって普通《貴族の教主/Noble Hierarch》ですよね。まあ良いや。エンドです」
けんつよ「・・・そろそろ頃合いか」
リーダー「な、何すか?」
けんつよ「お前が事態の深刻さに気づくまでだよ。アップキープに《霊気の薬瓶/AEther Vial》にカウンタを乗せて、ドロー。《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》の能力を起動。対象は《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》。で、攻撃宣言」
リーダー「な、何と云うコンボ!《Force of Will》では手遅れだ。どうぞ」
けんつよ「ま、そう云うことじゃないんだけどな。《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のサボタージュ能力で《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を出してエンドだ」
リーダー「まあ待ってくださいよ。本当に良く判りませんがここからが僕のお楽しみタイムですよ。そっちのエンドに《適者生存/Survival of the Fittest》を起動。《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》をディスカードしてっと。さて、どれどれ・・・」
けんつよ「ん、好きにしろ」
リーダー「・・・あのぉ、スイマセン、このデッキに混入している0マナのコボルド12体は何ですか?」
けんつよ「ああ、世の中にはスキモノが結構いるらしいぞ」
リーダー「・・・て云うか、このデッキ、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》とかパワー0の馬鹿しかいませんけど」
けんつよ「僅か3マナでパワー8の素晴らしい先生が4体もいるだろう」
リーダー「《野蛮の怒り/Force of Savagery》はタフネスが0ですが何か?」
けんつよ「・・・すまない。未だに毎日のように「コボルドクランプ」で検索されてたら何だか疲れて・・・ついカッとなってデッキに1枚の《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を唯一のフィニッシャに据えてデッキを・・・」
リーダー「そんな事情が・・・色々大変なんですね。判りました、自分、このデッキで今度の大会出るっす!」
けんつよ「本当かっ?ありがとう、嬉しいよ」
リーダー「これくらい当然ですよ」
けんつよ「・・・まあ、全敗間違い無いけどなっ!」
リーダー「・・・所詮、勝ち負けとかレーティングなんて飾りですよ、あんなもん。あははは」
けんつよ「あははは、わーい、お花畑だあ」
第6話「夢の2ターンキル」
リーダー「しかし、まさか決勝卓まで行くとは思いませんでしたね」
けんつよ「サイドボードに《アクアミーバ/Aquamoeba》4枚、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》4枚、《不可思議/Wonder》1枚、《復讐蔦/Vengevine》4枚、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》2枚を入れたからな。全部2勝1敗でも勝ちは勝ちだ。うん、良くやった」
リーダー「いやあ、デッキのお陰ですよ。メインで相手がこっちのコボルド共を見てデッキを勘違いしたのも大きいですね。あとコボルドたちは《復讐蔦/Vengevine》と相性抜群です」
けんつよ「パワー0だけどな。まあ、諦めたらそこで試合終了ですよ、か」
リーダー「そういうことです。そんな訳でですね、今日はスタンダードでも滅茶苦茶強い《復讐蔦/Vengevine》さんを使ったデッキ組んで来ました。さあ、やりましょう」
けんつよ「いきなりだな。まあ、はじめるか」
リーダー「ハイハイ、ダイスロールっと。僕が先攻ですね。おっ、キタコレ!ノーランドだけどキープ!」
けんつよ「だから思考回路がだだ漏れだよ。どんな手札か知らないけれどノーランドとか大丈夫か?一応、こっちもキープだ」
リーダー「じゃあ、とりあえず手札から《復讐蔦/Vengevine》4枚を捨てたいので捨てます」
けんつよ「はあ?だからどうやって?」
リーダー「今、要らないからです。然るのちに《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》をプレイ。続けて2体目。これで《復讐蔦/Vengevine》の能力が誘発して戦場に4体出ます」
けんつよ「・・・楽しそうだな」
リーダー「イエス!イエス!《復讐蔦/Vengevine》4体で攻撃しまーす。イエス!1ターン目16点イエス!今日は調子良いなあ。僕、スタンダードで2ターンキルしちゃうかも?ぷぷっ、可哀相ですね。ホントスイマセン」
けんつよ「可哀相なのはお前の脳みそだ。とりあえずお前の《復讐蔦/Vengevine》は恵まれない子供に寄付するから、代わりに《ロケット噴射ターボナメクジ/Rocket-Powered Turbo Slug》でも入れておいて即ジャッジでも呼ばれてろ」
リーダー「・・・あれ、数揃えるとなると結構高いんですよ」
けんつよ「素で返してんじゃねえよ!」
だから次回があるかは判りません。
●今日のけんつよ話
何か、昨日のエントリにコメントがあったりして、ちょっと嬉しかったので適当にデッチ上げた。後悔はしていない。
とりあえず3日坊主は回避したので、週末は休んでもいいかなあ。FNMにも出来れば出たいし。
まあ、また次回と云うことで。
コメント
>今、要らないからです。
珈琲マジ噴きました。
最高過ぎる。
本当に11歳か、こいつ?
こういうところが評価されて学園入りしたのかもしれないですなw
要らないものは要りませんよね。皆、もっと自由に楽しめば良いんですよ。
・・・怒られると思いますが。
何はともあれ、こんな馬鹿話でも喜んで戴ければさいわいです。
>くりすさん
リーダーくんは色々な意味で優勝です。単体でもキレテルんですが、馬鹿と馬鹿が集まると触媒効果で更に馬鹿になるじゃないですか。大変残念ですね。
まあ、伊達にリーダーって呼ばれてませんよ。
・・・ああ、因みに沖縄のMTGプレイヤが皆こんな終了している訳じゃないですよ。あくまでフィクション。そしてこれは特殊な例です。